2009年 ストーリーベスト10 VOL.1 | 日々、マンガ漬け

2009年 ストーリーベスト10 VOL.1

約1ヵ月半ぶりに書くものが総集編とは…

今なら冨○氏の気持ちが分かるかも(^^;)


リハビリがてらで総集編をいくつか書いていこうかな、と考えております。


という事でタイトル通りまずは昨年のストーリー系個人的ベスト10から。

昨年同様、過去にエントリしました作品は挙げておりません。

それと極力2009年で選んだつもりですが作品によっては

必ずしも’09スタート作品ではないものもあります。



1.こえでおしごと! 紺野あずれ コミックガム

2.ハレルヤ!オーバードライブ 高田康太郎 月刊少年サンデー(ゲッサン)

3.君に届け 椎名軽穂 別冊マーガレット

4.めだかボックス (原作)西尾維新 (漫画)暁月あきら 週刊少年ジャンプ

5.うさぎドロップ 宇仁田ゆみ フィールヤング

6.バチバチ 佐藤タカヒロ 週刊少年チャンピオン

7.天にひびき やまむらはじめ 月刊ヤングキングアワーズ

8.三月のライオン 羽海野チカ ヤングアニマル

9.バクマン (原作)ガモ…大場つぐみ (漫画)小畑健 週刊少年ジャンプ

10.エデンの檻 山田恵庸 週刊少年マガジン



10.エデンの檻

これは連載こそ2008年スタートだったと思うのですが

コミックス1巻発売が去年2月だったと思うのでご容赦をw


パニック系漫画ですね。

正直、少年漫画誌でこれ載せていいのか?というくらいの内容と思います。

下手したら青年誌行きじゃないかな、コレは。

(エロシーンは大したことないんだけど人の内面を描く時が地味にエグイ時がある)

初めの頃はご都合主義に近いくらい主人公チームに有利に働いていましたが

最近ではきちんと(というとおかしな表現に聞こえるかもですが)

ピンチを描けていたりと物語として先の読めない展開になってきたな

と思っております。



9.バクマン

「DEATH NOTE」のコンビが放つ最新作は漫画家を題材にした群像劇。

こちらもある意味ご都合主義展開が若干続きましたが最新刊6巻は主人公の一人が

病気になったりとピンチも描かれプラスマイナスの波がきちんと描かれてます。

「ジャンプ」の中の人とリンクするのかしないのかと言う描き方は面白いです。


いい意味でサブキャラが動くのでこれも先があまり読めない。



8.三月のライオン

「ハチミツとクローバー」の羽海野チカさんの最新作。

というハチクロの看板は要らないと思うくらい三月のライオンも面白いです。

将棋漫画なのですがテーマそのものは将棋よりも

人間内面が主軸かな、と思います。

これはある意味ハチクロ時代からそうであったので羽海野氏の得意パターンかと。


桐山くん(三ライの主人公)の将棋シーンがあまりないのがアレなのですが

人間内面という意味では少しずつ成長していっているのかな、と思われ。

もう少し桐山くんに将棋シーンのスポットをあててくださると…w



7.天にひびき

ヤングキングアワーズ連載中のクラシック漫画。

クラシック漫画というとやはり「のだめカンタービレ」を想像するのですが

(この作者さんもあとがきで触れてますし)

のだめはプレイヤー(ピアニスト)であるのに対しこの作品の主人公・曽成ひびきは

コンダクター(指揮者)視点で描かれると思います(1巻を見る限りでの予想ですが)。


のだめと比べるつもりはないのですがやはり近年の同ジャンルの成功例として

テキストになるのは間違いないでしょう。

今はまだ1巻ちょいしかないので判断はできませんが

個人的に一つひっかかるとすれば曲に対してのフォロー

というか曲の内面が薄いかな、と感じました。

あくまで「人主導」というかね。

前述したとおり別段のだめスタイルに合わせる必要はないんです。

(むしろ全くののだめスタイルだったら多分この位置に紹介しないと思う)

ただ、クラシック漫画である以上何らかの形で

「音が見える」ようにして欲しいと願います。

のだめのようにスコアを漫画上にだしてそこからキャラに語らせる、とか

ギャグならばけいおん!のように楽器愛を前面に出させるとか、ね。


6.バチバチ

週刊少年チャンピオンで連載中の相撲マンガです。

はじめは相撲漫画とものめずらしさから見てた感がありますが

話を重ねるうちにストーリー自体に面白さを感じるようになりました。


特に相撲部屋に入門した2巻以降から面白さも比例してきたと思います。

同部屋の人間がキャラが立っているのでそれだけで動かしやすいと思いますね。



続きは後日、VOL.2にて。