第6話の孤独のグルメは、駅弁、となっています。ちなみにタイトルは、東京発新幹線ひかり55号のシュウマイ、というタイトルになっています。今回は、だてもが間違いなくわかっちゃう店なので、さっさと実在のモデル店を言いますと、崎陽軒です。扱っている弁当も、関東の人間には非常になじみの深い、崎陽軒のシウマイ弁当です。(シウマイがポイントです♪シュウマイではないですからね)
さて、今回は主人公の五郎が大阪出張に行くシーンから始まりますそこで、新幹線の中で食べる駅弁を買っていくのですが、悩んだ末にジェット、というシュウマイ単品と白ご飯を買っていきます。ジェットのシュウマイ弁当、って聞いたころありますか?40以上ぐらいの世代の方であれば聞いたこともチラホラいるとは思いますね。
ジェットとは、お弁当の中に温める道具がしこんであり、ひもを引っ張るだけでお弁当なりおかずが温まる、という非常に優れモノの弁当なんですね。確か消石灰(学校のグラウンドなどにひく、白いラインに使われている奴ですね)と水が仕込まれてあり、この2個が混ざり合うとすごい熱を発してお弁当が温まる、という仕組みを利用していたんですね。
それでこのジェットでシュウマイを温めて食べようとするのですが、凄いにおいを発するので、車内が完全にシュウマイ臭になります。関西の人間であれば、新大阪で551の豚まん、をアツアツで買って新幹線でビールとやろうとしたときの匂い、って言えばイメージつきますかね。
自分は我慢できなくてうれしくてやっちゃうんですが、開けた瞬間、少し気恥ずかしいような誇らしいような、というあの時の気分ですね。ちなみにですが、このジェット弁当、非常に好評で人気があったんですが、現在は崎陽軒からは販売されていません。あの当時はこの手のお弁当はよくあったのですが、あんまり売らなくなりましたね。温めたりするので食中毒でも出したんですかね?このあたりの裏事情に詳しい方、いましたらコメントに残してくださいね~~
そこで食べ終わってタバコを吸おうとすると、近くの席の母親から、「子どもがいるのでタバコはやめてくれ」と言われちゃうんですね。そこで最後の一コマで五郎が、「ジェットで歯車が狂ったか・・・」というセリフが非常に印象的ですね。出張の時ってお弁当がウマイかマズイかが非常に重要ですね。ここが成功するかどうかで、出張先での気分が全然変わりますしね。
今回は関東のサラリーマンにとっては非常になじみ深い崎陽軒のシウマイ弁当でした。やっぱりここまで普段からお世話になっていると、すぐに想像がついてよいですね。これだけ楽しめる漫画が、簡単に無料でダウンロードして、スマホで読めるなんて本当に便利な世の中になりましたね。完全合法で安全なので、暇な時間にでも試してみてくださいね。
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