ベッドの上で 寝ているので、やることもないので、短い文章にしか、なりません。読んで頂いて いる方には大変 感謝しています。
アメリカ大統領にまで、たどり着く 幸運にめぐまれたのですが、その10年ぐらい前には、親の悩みの種で、苦労ばかり かけていました。恥ずかしいばかりです。親は どうすれば 正しい人生が送れるか、などと 言う本を買ってきて、私に読むように いいました。貧乏人な家庭だったので 甘くない親なら、家を叩き出されていたに違いありません。
私はフラフラと印税生活を夢みていました、根拠のない夢のために、将来のためだなんて、思って文芸座なんかに行って よく 映画を見ていました。
私の子供の頃は小説家なんかは 憧れの存在で 働き盛りに本を書き、年とつてからは それらが文庫本なんかに なつて老後の生活も安定、というイメージだしたが、歴史的なベストセラーを出していた柴田翔が言っていたことですが、文庫本を三、四冊だしたくらいでは 食っていけない、と書いていました。作家にねれなかった私がいうのも、おこがましいです。
親はこの息子、悪霊がついていると思って、戸田場の方に よく当たる生き神さまがいるので お祓いをすると言って 曇天の空の下に その生き神さまのところへ お祓いに行き、悪霊がついていないか、この息子がどうなるか、占ってもらいました、そのとき、なんと言われたのか、覚えていません。
田舎にも やはり、イタコみたいな親戚がいたので 占ってもらいましたが、そのイタコの人は心配するな と
いいました。
私自身はお気楽でしたが、親がそんなに悩んでいたのだと思い返すと、恥ずかしいです。