こんにちは～
最近はKindle集客プロデューサーと名乗っている「招き猫WebライターY
」です。
昨日、4月に静岡の浜松市に引っ越す若いお友だちとランチをしてきました
昨年、式を挙げずに入籍した彼女は、彼と一緒に韓国でフォトウェディングを撮影していて、
その写真を見せてくれたのですが、そのクオリティの高さに圧倒されました
まるで韓流ドラマの主演俳優がポーズを撮ったスチール写真みたいで、
もう、これでもか、これでもかとアツアツ
の幸せオーラを振りまいているんです
姪っ子みたいに思っていた彼女の純白のウェディングドレス姿に
胸がいっぱいになりました
丸一日かけて撮影し、好きな写真を20枚選んで、フォトアルバムにしてくれて約20万円
プラス韓国までの旅費はかかりますが、日本の写真館で撮影するよりずっと安いそうです。
昨年、コロナで式を挙げられなかったカップルは、韓国に自由に行き来できるように
なったらフォトウェディングおすすめです
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それでは、お仕事遍歴の続きです。
アジアの国をあちこち旅した私は、この思い出を形にしたいと思い、
旅日記をもとに原稿用紙に向かい、本の原稿を書き上げました。
（当時はまだ、パソコンを持っていなかったので）
北インド編、南インド編、東南アジア編、中国編（東北・華北地方）、
中国編（華中・華南地方）の5章で構成しました。
初めての出版でどこに持ち込んだらいいのかわからず、
とりあえず新聞広告に載っていた有名な東京の出版社に連絡して、
原稿を送りました。
今でも自費出版で有名な出版社ですが、担当者から連絡があって
内容が面白いのでぜひ出版したいと言われて舞い上がります
しかも出版社が費用を一部負担してくれる協力出版を持ちかけられました
ただし、負担してくれるのは流通費用などごく一部らしく、
制作費用は自費出版と変わらず、およそ100万円かかると言われます
フリーター生活を送りながら、旅費を貯めてきた自分にまとまった資金はありません
あきらめきれずに、地元の出版社を当たってみることにしました。
当時、電話帳で探せば、出版社はいくつか見つかります。
ただ、知名度のあるところは、どこも自費出版の相場は変わりませんでした。
その中で小さいながら、自費出版や学術書などを扱っている出版社を見つけます
櫂歌（とうか）書房という家族経営の出版社に、自費出版をしたいけど、
資金はあまりないことを相談しました。
すると出版の条件を出されます。
原稿をウチで貸し出すパソコンで入力し、校正・編集まで自分でできるなら、
100冊出版を45万円でやりましょうと言ってもらいました
それでも私には大金ですが、親から援助してもらえたので、何とか工面できました
すぐに出版社からデスクトップのパソコンを家に貸し出してもらい、
原稿をWordファイルに打ち込んでいきます。
40歳になる頃、事務の仕事に就こうとパソコン教室に通いつめ、
ある程度ファイル作成ができるようになっていたので、ちょっと自信があったのです。
原稿用紙数百枚を打ち込んで、目次や見出しなど本の体裁に仕上げ、
校正まで仕上げるのに約2ヶ月以上かかりました。
悩んだのが本のタイトル
最初、「アジア一期一会の旅」みたいなタイトルを伝えたら、
出版社の編集人から「年寄りっぽい」と言われ、もっと若さを出した方がいいと
アドバイスされます。
それで考えたのが「欲張ってアジア嬉シ恥ズカシひとり旅」
このタイトルでOKが出て、本の印刷が始まります。
写真や地図も持ち込んで、どのページに入れて欲しいかを伝え、
表紙のイラストも自分で作成しました（実は絵を描くのは好きです）
地図は自分で原稿からトレース。これも以前の仕事が活きました
これ以上の費用を抑えるために、とにかくハンドメイドするしかありません。
それでも自分で本を作ることの手ごたえと、喜びがありました
私の初出版は2000年12月1日。
出版社のご夫婦が花束を添えて納本のために、自宅に来てくれて感激しました
今でも出版社のリストに掲載されているのが、ちょっと誇らしいです
本は最初、友人や知人、親戚に配るぐらいしか考えていなかったのですが、
100冊あるので、本の宣伝・販売活動をすることにしました。
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先日、思いついて櫂歌（とうか）書房さんに電話したら、
20年前に出版した私の本のことを覚えていただいていて、嬉しかったです
今、Kindle出版を仕事にしていること、20年前の単行本を電子書籍で
出版したいことを伝えたら、わからないことは教えると言ってもらえて心強かったです。
20年前のご縁がこうして仕事につながるなんて、当時は思いもしませんでした
人とのご縁は大切にしたいですね
長くなってきたので今日はこの辺で
図書館に寄付した自著本（20年前の本がまだ本棚にありました）
カバーがくたびれているので、差し替えに行く予定です
