前回の「娘のLD」を書いていて思い出したことです。
 

 

 

「はじめてのおつかい」というテレビ番組がありましたね。

今も不定期でやってるのかな?

 

娘が小さかった頃見ていて、娘と同じ年の子がお金(どれが100円玉とか500円玉とか)を理解しているのを見て、「あ、もう教えたらわかるんだ」と思って、娘に教えてみました。

 

実際のお金を使って、

「これが10円。 これが50円。これが……」

 
500円玉まで教えて、
 
「これは?」と10円玉を3枚出して聞いたら
 
 

 

 

娘 「ミッキー」
 
私 「え?」
 
娘 「ミッキー」
 
私 「あ、ミッキーマウスか」(たしかに見えないこともない)
 
あれ?
今までの説明は、この子にとって何だったの?
 
脱力………絶望
 
その時は、
 
子どもの成長なんて個人差があるんだから、うちの子はまだムリだったってことで、もう少し大きくなったらまた教えてみよう。と思ったのでした。
 
 
ねずみ ねずみ ねずみ ねずみ
 
 
さて、娘が学校に行くようになってどうなったかというと…
 
先生が黒板で説明していることと、教科書の問題は別物。
 
と本人は思っていたようです。
 
だから、先生の説明とつながりのないところから答えを出した か どう答えたらいいか、わからない。
 
…となるわけです。
 
私にとっては、「そんな子いるの!?」 と驚きでした。
 
いや、おるし。真顔
 
私の子やし……。うさぎ汗
 
 
 
先生の説明と教科書の問題はつながっているよ と教えてくれたのが療育でした。
 
それまで学校で娘がそんなふうになっているとは、気づきもしなかったのでした。
そりゃそうだ…。
自分以外の人がどんな考え方をしているかなんて、わからないですよね。
 
 
そのままにしていたら、どんどん遅れていったわ…。汗うさぎ
気づいた時点でも遅れていたけど…。
 
発達検査の時に、療育の先生は娘の回答からどんな考え方をしているのかをみていて、療育で修正してくれました。