娘は小学3年生の時にLD(学習障害)・ADD(注意障害)と診断され、小学校卒業まで療育に通いました。
娘のLDは、書くこと、計算すること、聞くこと、話すこと。
書くこと
新しく習う漢字を何度も書いていると、途中で違う漢字になり(点が足りないとか、線が一本多い少ないなど)、最後に書いた間違った字を覚えてしまう。
斜め線が入った漢字はうまく書けない。
「糸」はめちゃめちゃ苦労して書くが、かなり崩れた字になる。
偏とつくりがすごーく離れていたりする。
療育に通ってしばらくして、なんとか書けるようになった。
だが、書くのに時間がかかる。
計算
1+1=2がわかったのが、小学3年生だそう。
計算するのに、すっごく時間がかかる。
計算ドリルは標準時間の4倍~5倍の時間をかける。
算数の文章題は苦手。
文章から物の動きを想像できないから、式をたてることができない。
聞くこと
聴覚情報処理障害(音は聞こえているが、音声として聞き取っていない)がある。
これは私にもあるのですが…。
ゲーム風に言うと、聞くことでHPとMPが削られる。
たぶん他の人と比べて、HP・MP共減るのは早い。
一生懸命聞こうとしているが、結局聞き取れない。
聞き取ろうと努力した分だけ疲れるのでした。
話すこと
幼稚園や学校での出来事は全く話さなかった。
のちに「物事を順序だてて話すことができない」とわかった。
語彙が少ない。
小学5年生くらいから色々話してくれるようになった。
療育のおかげ。
そんな感じでしょうか…。