白柴の柴次郎さんは、今ではすっかりおじいさんになりましたが
元気だった頃は、立派な番犬でした。
人をよく覚えているし、判断力もあり、
近所の人や、登下校中の小中学生、
ただの通りすがりの人には吠えたりしません。
無駄吠えをせず、ウッドデッキの中央で常に泰然としていました。
そんな彼が、人が(犬ですが)変わったように、
抵抗しまくって暴れるのが、獣医さんでした。
柴次郎さんが、獣医さんにケガをさせないようにと思い、
買ったのが、アヒルの口ばしの形をした口輪、クアックですl。
口先が開いているタイプのものもありましたが、
それでは、「やっぱり怖いよね」ということで、
こちらの先が閉じた方にしました。
始めは着けるのがたいへんでした。
ハンドプロテクターをはめて、
クアックを柴次郎さんの口先に持って行くのですが、
さすがに、びびりました。
でも、3回目くらいから、こちらも要領を覚えたし、
柴次郎さんも慣れてきたのか、
少しイヤイヤはしますが、すぽっとはめてしまうと
後はおとなしく装着させてくれるようになりました。
柴次郎さんにはかわいそうですが、獣医の先生は、
「これ着けてると、ちゃんと見てあげられるね」と言ってくださるので、
結局は柴次郎さんのためになっていると思います。
他の物とは違うタイプの介護お助け品です。
(柴次郎さん専用グッズ 5)