亡くなった叔母は、2か所に土地を持っていました。
最年長のいとこは、その二つとも更地にするのに
いくらかかるのか見積りを取っていました。
それで、それぞれの見積りは
いったい、いくらくらいなのか聞いてみました。
まず、彼らが受け取った方の土地の整地費用を聞いて
驚きました。
そして私の方は、それよりさらに最低200万円は
高くなるというのです。
広さが1割は大きいし、高い木(ヒノキ)が何本もあるので
その分費用がかかるのだそうです。
そして、叔母の土地は道路面からの高さが1.5mはあり、
駐車場もなく、重機が入るのは難しいところでした。
住宅地で大きな木を伐採するには、
クレーンを使って上から吊り上げながら切っていくので、
重機が敷地に入ることができずに公道で作業する場合、
道路使用の許可を取り、安全のため警備員も
手配しなければならず、手間と時間がかかり、
クレーンのレンタル代もかかります。
さらに、叔母の古家のすぐ隣に
6坪ほどの小さな平屋の離れがあり、
その取壊し費用が、壊してみないとどれくらいになるか
分からないというのです。
彼女はその離れを「シェルター」と呼んでいたそうですが、
軽量鉄骨造で、小さいのに本当に頑丈な建物で、
基礎にどのくらいコンクリートが使われているか見当がつかず、
最低いくらとだけの見積りになってしまうと言います。
それだけの費用がかかるなら、整地するより
家を修理したほうが安いかもしれないと思う金額でした。