雑草という名前の草はありません。
草花には皆、名前があります。
この小さいクローバーみたいな葉の草
カタバミといいます。

お日様が大好きで、日の当たるところなら
コンクリートの隙間でも生えてきます。
そして、
雨の日や暗いところでは葉を閉じて
じっと我慢をしています。
クローバーは内側に葉を閉じますが、
カタバミは外側に閉じます。
ちょっとの光でも光合成するつもりなのか
どんな環境でも、あきらめません。
抜くときも、
気を付けないと、種がはじけて飛び散り
そこでまた自生します。
他の草花に紛れて繁殖し、
踏まれても、抜かれても
何度でも生えてくる。
なかなか根性あるやつです。
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漢字だと「片喰」。喰は日本で考案された国字です。
食べると酸っぱいことから「酢漿草」とも。
解毒作用がありますが、たくさん食べるのは体によくありません。
仏具や真鍮の鏡を磨いたり、虫刺されに使ったりして
日本では古くから馴染みのある草です。
そんなカタバミですが、どこにでも生え、
繁殖力がとても強いのが特徴です。
そこから、子孫繁栄、良妻賢母の草とされ、
家紋として公家や武士に好まれてきた
五大紋の1つとしても
有名な草です。
学名は、Oxalis(オキザリス)。
世界中に自生しています。
大きい種類のものは、
観賞用として園芸店でも販売しています。

