(虫の写真なし)
年末に植えた葉牡丹は、
春に菜の花のような花をつけました。
そのままにしていたのですが、
首をもたげていたので、
見るとカイガラムシが発生していました。
カイガラムシは、
コナジラミやテントウムシの幼虫にも似ているのですが、
薬品は効きません。
寄生したら、まぁまず勝てません。
樹木ならば、割りばしや歯ブラシなどでこそげ落とすのですが
そろそろ、ということで、花枝を摘みました。
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カイガラムシは、
オオヨコバイと同じヨコバイの仲間で、
その種類は400種以上といわれます。
固まって樹液を吸い、
樹木をカビなどの病気にしたり、
白くべたべたした排泄物は、糖分を含んでいるため、
アリやアブラムシやを呼び寄せたりもします。
木の根元にアリが土を盛ってるな、と思ったら
土の中に、カイガラムシを大事に隠していることもあります。
全然自分では動かないけれど。
そんな昆虫です。
イボタロウムシから採れるイボタ蝋は、
白蝋(White wax)や雪蝋と呼ばれる高級品ですし、
ウチワサボテンに寄生するコチニールカイガラムシからとれる、
赤い色素コチニールは、食品や化粧品にも使われています。
そんなカイガラムシ、みな雌です。
雄は幼虫から蛹(さなぎ)になって成虫には翅(はね)がありますが、
退化していて翅は2枚、腹部はほぼ生殖器。
口も無いため何も食べず短い命を終えます。
雌は幼虫からすぐ成虫になり、翅はありません。
退化して足が無いものもいます。
一か所に密集してひたすら樹液を吸います。
コチニールカイガラムシは、
雌だけが、赤い色素を持っています。
雄がいないと雌だけでも増えます。
出典「日本原色カイガラムシ図鑑」
