こんにちは。
もう、9月ですね。年の瀬まですぐですよ。
今日の話題は、私的にちょっと重めです。
自分であまり認めたくない事実ですが、社会人になってから少し危ない人に好意を寄せられることが多くなりました。社会人になってから、リリーは何度警察のお世話になったことか。
(ちょっと変わった方の記事:摩訶不思議な人
この方は不愉快なだけで一般的に言う害はありませんけど)
日本で働いていたとき電車通勤だったため、通勤中に多岐に渡る変わった方に人気を博してしまったリリー。ちなみに痴漢にあったことはありません。
その中でも今現在思い出しただけでハラワタの煮え返る思いのする人物がいます。まあ仮の名を佐藤としましょう。世の中のみなさんのためにも本名/住所を出した方がいいくらいだけれど。
その佐藤、途中ブランクはありましたが2年間もの間ご苦労なことに私のストーカーを務めてくれました。
2年間もなぜ私が我慢したかというと
公にして
・自分の思い込み
・気のある態度をしたんじゃないのか
・付き合っていたんじゃないのか
等ということを言われたり噂をされたりしたら嫌だったからです。
なんやかんや言っても嫁入り前だったし。
通常、気の強い、自分の意見をある程度はっきりと言うリリーですが、恐怖が先行して本人を前にすると言いたい事も言えませんでした。佐藤はそれを好意と受け取り、私が睨みつけて拒絶すると「リリーさんも僕に好意のある態度を取ったくせに。言いたいことがあるなら言えたはず」などと言う始末。
途中、『この人本当にまずい』(初めからまずかったですけど)と思ったとき佐藤に「今後私と接触したい場合、弁護士もしくは警察を介すること。また、そうしなかった場合、即警察に通報し弁護士と相談した上でその後の対処を考えさせてもらう」と伝えました。
佐藤は何やらブツクサ言っていましたけど、しばらくストーカー行為は途絶え、平安な日々が戻ったリリー。
しかし、またしばらくすると再発。
この佐藤、頭が相当緩んでいるようで何ヶ月かすれば人は物事を忘れるとでも思っていらっしゃるご様子。
あるときは大きなマスクをして私の後ろにベッタリくっついてきたことがあります。普通以上に目立っているという事実に本人だけが気付いていないもよう。
最終的に耐えられなくなり、会社の上司に訴えました。上司はすぐに行動に移してくれ、会社の保安部に連絡を入れ、私には護衛がつくことに。
会社の行き帰りのことなので、何かが起きて会社の名前が新聞なんかに出てしまっては会社として困りますので、会社側も必死でした。
会社の保安部の方になぜ今まで黙っていたのかと聞かれ、私が理由を言うと優しく「被害者の人が悪いことは絶対にないんだから。悪いのは全部加害者だよ。リリーさんのことは私たちできちんと守りますからね。安心して下さいね」とおっしゃってくれ、涙がでました。警察にも行き、事情を話し、その後は警察と保安部が連絡を取り合いながら保安部が中心となって佐藤を捕まえてくれました。
リリーが働いていた会社は警察とツーカーなので「何もおきていないのに警察は何かするわけにはいかないんだよねぇ~」などと週刊誌に書かれているような嫌味を警察で言われることはありませんでした。会社が警察に圧力を常にかけている(これもどうかと思うけど)というのも影響していると思います。
確信はしていましたが、佐藤はリリーの会社で働いている人でした。会社の下請けの人です。下請けですが、仕事はリリーと同じ会社でしています。
リリーが働いていた会社は非常に大きな会社でしたので、自分と同じ部署にいない限り、誰が誰なのか識別することは難しいです。ですから、佐藤が同じ会社の敷地内で働いているであろうと予想はできても、実際どこにいるのか予想することはできません。佐藤が捕まるまで名前も知りませんでしたし。佐藤は私の名前など知っていたようですけど。
佐藤が捕まったとき、保安部に呼ばれた私の上司が「自分の部下に何をするんだ」と怒鳴って佐藤に掴みかかったそうです。殴る前に周囲の人たちが止めたとのこと。後から保安部の方が教えてくださいました。上司は普段温和な方で人に大声を浴びせつける人ではありませんし、もちろん暴力をふるう人でもありません。
周囲が私に考慮し、私が佐藤と対面することはありませんでした。
佐藤と面会はしませんでしたが佐藤の派遣先の部署の上司の方と面会した私と私の上司。
佐藤の上司は私の上司の大学の先輩との事。ここ数日佐藤のことで寝る時間もないのでしょう。非常に疲れた様子でドヨ~ンとした暗い雰囲気をかもし出していました。佐藤の上司の方から平身低頭謝られ、私の上司に対しても「佐藤が君の部下に失礼なことをして大変すまなかった」と何度も謝っていらっしゃいました。この上司の方は佐藤を預かっている派遣先、言わば取引先の上司であって、佐藤の会社の上司ではありません。
後で私の上司が「あの人、すごくやつれちゃったよ。普段明るい感じの人なんだけど、暗かったな。まあ、あんなことを自分の下で働いているやつにされたらな」とつぶやいていました。
その後、佐藤の派遣元の下請け会社の社長が謝罪に来ました。この謝罪は私に対してではなく上司というか会社に対して。腑に落ちないものはありましたが、この会社に仕事を切られたら下請け会社は生きていけませんからね。
佐藤は独身かつ彼女いない歴=年齢だと思っていました。
驚いたことにこの佐藤、家庭を持つ身。
私と上司は「多分、家庭が冷めちゃっているんだろうな」とか話していたのですが、なんと家庭円満。子供とも仲良しだそうです。
それを聞いたとき、悔し涙が出ました。自分は家庭円満。私も私の両親もストーカーのことを心配していたのに。加害者の家庭は悩みなしの円満家庭ですよ。
そんな円満家庭を自分で壊した佐藤。バカですね。
保安部に佐藤の妻から電話があったそうです。被害者の方に謝罪をしたいと。
その電話を取った保安部の方が
「それをすればご自分はいいかもしれません。謝ったことによって気持ちも楽になるでしょう。でも被害者本人の気持ちを考えて下さい。奥さん本人には何の罪もありませんが、被害者の方に取ったら加害者に関係する人と関係を持ちたいとなんて思わないのが常なんです。それに、奥さんに謝られて被害者は何て言えばいいんですか?今後一切被害者と連絡を取ろうだなんて考えないで下さい」
と、佐藤の妻に伝えたと後から聞きました。
佐藤の妻に何の気持ちもわきません。嫌悪の気持ちもなければ同情の気持ちもありません。もちろん会いたいとも思いません。自分が妻の立場になったら気持ちは変わるのだろうかと思いましたが、私の気持ちが変わることはありませんでした。
ただ、佐藤の子供はかわいそうだと思います。子供は親を選ぶことはできないのですから。
変質者に育てられるというのは、どういった影響を子供に及ぼすのか。
2年間、常に後ろを振り向きながら歩いていた私です。佐藤が捕まった後もそのクセは中々抜けませんでした。
佐藤の処分は刑事処分も含め会社に一任しました。
民事にして慰謝料を請求すればよかったと後悔しています。そのときは佐藤からいっときも早く解放されたい気持ちでいっぱいでしたから。
会社の保安部ではストーカーの事件を扱うのは私が最初ではないとのこと。「こういうことは女性のみなさん言いづらいようですから、リリーさんからもお友達たちに何かあったらすぐに保安部に言うように言って下さいね」と言われました。
みなさん、何かあったらそれは気のせいじゃありません。この世に偶然もへったくりもありません。
「あれ~、この人って昨日も。そも前も私の後ろにいたような・・・。偶然?」
偶然なわけない。何度もデジャブのような偶然がおこることなんてありえませんから。
「あれ~、この人、私にぴったりつけて歩いているような気がするけど。気のせいかな?」
気のせいなんかじゃありません。ぴったりつけて歩いてくる人なんてストーカーじゃなければ刑事さんぐらいです。素人に見破られているような刑事さんじゃ困りますけど。
みなさんも気をつけて下さい。声は大にした方がいいですよ。