【今回の記事要点】
私の話を夫にもっと聞いて欲しい...
そんなことを叶えるテクニックの紹介です。
【本文】
あなたの主張をご主人に納得してもらうときや
自分の話をご主人に聞いてもらいたいとき...
そんなときに有効なテクニックを紹介しましょう。
●昨日、雲の上を散歩してたら
電柱にぶつかっちゃってさ~...。
あっ...ごめんさない。
昨日の夢の話なんだけどね、実は...。
上記にはけっこう巧妙な会話テクニックが
使われています。
"昨日、雲の上を散歩していたら..."
で、始まる冒頭のフレーズを聞いて
「あ~そうなんだ」
と納得しながら話を聞く人は普通なかなかいません。
遂に、イッちゃったのかな~
とは思われるかもしれませんが。
でも、これはワザとやっているわけです。
心理学者、デーヴィス&ノーレスたちが提唱した理論、
DTR法を応用したテクニックです。
このテクニックは...
冒頭で、訳のわからないことを言うわけです。
その後、わかりやすい説明をすることで、
相手への説得力を向上させたり、
話を聞いてくれる可能性を高めてくれます。
例えば、募金活動をしている際に、
「今、100ペソ(チリの通貨)を募金お願いしています。
あ~すみません、ここは日本でしたね。200円の募金お願いします」
というように最初に、訳のわからないことを言った後で
わかりやすくお願いをして募金を求める場合と、
「200円の募金をお願いします」
というストレートにわかりやすく要求する場合とでは、
約2倍近く、前者の方が募金をしてくれる可能性が高くなります。
D(Disrupt)→ 混乱状態
T(Then)→それから
R(Reframe)→わかりやすく言い換え
毎回使えば、鬱陶しいですが
この会話パターンは、適切に使えばとても効果的です。
"いやいや後藤さん、そんな単純な手法、
ウチの旦那には効果的じゃありませんよ~"
なんて、思っているかもしれませんが(^_^;)
でも、あなたも一度くらい
こんなメッセージに注意を向けてしまったことが
あるのではないでしょうか?
D:毎日、好きなものを食べたいだけ食べても
ダイエットできるんですよ♪
T:あ~そうそう、でもあるルールは守って欲しいんですよ。
R:そのルールっていうのはね...。
以上、夫婦問題相談室の後藤でした。
【次回予告】
次回は、明日金曜日の午前11時頃予定しています。
楽しみにお待ちください。