【今回の記事要点】
ご主人のことを理解するために、
ルーツを探ってみるという視点について
お伝えしていきます。
【本文】
TV番組の『ケンミンSHOW』では、
その地域固有の "常識" がよく紹介されています。
地域によって、慣習や食べ物など
異なることはよくあることです。
また、風土や食べ物などだけではなく、
人の性格も県民性によって異なる...
ということがよく世間では言われていますね。
例えば、沖縄県民は比較的のんびりしている、とか
青森県民は粘り強いとか。
これは『場の理論』(心理学者レヴィン)
でも提唱されているように、
「性格は環境との関係によって影響を受ける」
ということと関連しています。
このことを考えれば、ご主人のルーツである、
ご主人のご実家の状況をみれば、
ある程度、ご主人という人物像を
理解するのに役立つかもしれません。
例えば、ご主人の兄弟関係などもそうです。
長子だと、我慢強くなりやすく、
慎重で、控え目。
ただ、面倒な事になると我れ関せず...
的な態度も多いかもしれません。
また、次子の場合なら、甘えん坊で、強情...
といった具合です。
これは、兄弟の数や性別の構成によって
異なる傾向があります。
例えば、姉と弟という関係ならば、その姉はどちらかというと
支配的な傾向が出てくることがありますし、
弟は調和を重視する可能性が高くなります。
また、三人兄弟ならば、年齢がとりわけ離れている子、
もしくは、性別が違う一人が
調和を重んじる性格になりやすくなります。
ご主人を理解するために場の理論を考え、
ルーツをたどってみるというのも何か役立つかもしれませんね。
以上、夫婦問題相談室の後藤でした。
【次回予告】
次回は明日水曜日の午前11時更新を予定しています。
楽しみにお待ちください。