私たちが日常会話をしているときには、
通常2つの意味を込めて話をするものです。
一つは表の欲求。
もう一つは、裏の欲求です。
例えば、
「昨日は、オレは徹夜で仕事をしたよ」
と言う言葉には、表の意味としては、
●徹夜で仕事した
という文字通りの意味がありますが、
裏の欲求としては
●頑張ったと言う事を褒めて欲しい
という意味があるかもしれません。
また、
「部下の指導で本当に疲れるよ」
という言葉には、
●指導に疲れる
という表の意味と
●オレは、部下の育成に必死なのだ。
大変さを分かって欲しい
という裏の意味もあるかもしれません。
つまり、人は伝えたい言葉を
いつもそのままダイレクトに伝えているわけではありません。
特に、夫婦のコミュニケーションにおいては、
その裏の欲求を理解してあげて、
そこに共感してあげるコミュニケーションが出来るかどうか?
それが大きなポイントの一つになっています。
例えば、
「この前、友人と飲みにいったんだ」
という言葉には、「そうなんだ」と返事するよりは、
「楽しい時間を過ごせたみたいね」
のように対応した方がいいかもしれません。
つまり、言葉通りの事に反応するよりは、
ご主人の感情(裏の欲求)に反応してあげた方が、
「よく理解してもらっている」
と感じてもらえやすいのです。
さらに詳しい情報はこちらから