ご主人との何らかの対立や問題が生じて
話し合いを行う場合、
多くの人がやってしまう過ちの一つが、
相手が降参するまで徹底的に打ちのめす...
というやり方です。
ご主人がひざまずくまで、ご主人のことを裁き続けます。
確かにこれでも、表面的には問題解決することもあるのですが、
多くの場合は、ご主人の問題を一時的に解決したに過ぎず、
時間が経てば、形を変えてまた、問題として噴出してきます。
例えば、一時的に浮気をやめるけれども、
ご主人はあなたに対して、
何の本心も打ち明けることもなくなり、
夫婦としての会話が成り立たなくなってしまう...
もしくは、一時的に風俗に通うことをやめるけれども、
より隠れて携帯で出会い系をやるようになる...
など、問題があなたのより分かりにくい部分で進行するようになったり、
形を変えて、またあなたを悩ますようになってしまいます。
ですから、力づくで問題を解決することは、
ただ、問題解決を先送りしたに過ぎません。
話し合いを行う際もそうですし、
ともかくご主人と問題を解決しなければいけないのであれば、
絆創膏(ばんそうこう)を張るような応急処置的な対応を
いつまでも繰り返すのはやめなければいけません。