「なぜ、うちの夫は平気で嘘をつくのか?」
こう疑問に思う人もいるだろう。
普段は知的な雰囲気を出している大人が
平気で嘘をつくことがある。
嘘を「罪悪感無く」平気でつく人の多くは
自我を守ろうとする防衛機制から生じている。
自分を守ろうとする意識が強いということです。
こういう人たちは、自分が持っている心の中にある
醜い気持ちを認めません。
「自分は、良識があり、いつも正しいのだ」
そういう気持ちが強すぎるということです。
こういう人にとって、自分以外の周囲の人は、邪悪な心の
持ち主であり、自分はいつもその人たちの脅威にさらされている、
と考えてしまいます。
邪悪なものから、自分を守るためならば、
嘘は便宜上本人の中ではOKなわけです。
周囲の人たちは、謀略を持った悪い人たちだから、
自分の嘘は、正当化されるのだ....ということです。
だから、罪悪感は、ありません。
本人が、自分の中に、悪い部分を含んでいるのだ、
それで普通なのだ...と自覚をすることが必要でしょう。