うちの教室はひょっとして男の子率が高い方ではないかと思います。

最近、男の子達がとても頑張れるようになってきました音譜

A男の子 
ハノン。
上りが何とか上手くいっても、下りに入る時はちゃんと意識していないと間違えたり、弾き直しをしたりしてしまいます。
先週メトロノームを取り出し、
チッチッチッチッ音譜
『さあ、これに合わせて止まらずに最後まで行くよ~
失敗したら、又最初からだよ~』

『え長音記号1
と言いながら、メトロノームを見てニヤーッ😁

音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜

なんと、1回でノーミス!
出来ちゃいました合格

『お~~✨✨✨』
私の喜びように、A君もニコニコでした。
何より自分ができたことが嬉しかったでしょうね ニコニコ


B男の子
『かっこう』の両手奏。
一度最後まで弾いて貰うと、
うん、これはいけそう…

弾き直しをする箇所を部分練習して、
『さあ、いい?Bくん。
今度は先生黙ってるからさ、
一人で最後まで止まらずにやってごらん。』

『いい?』

『いいよ』

音譜音譜音譜音譜音譜音譜

時には上手く弾けないと、凹んだり、すねちゃったりするBくん。
でも、この日は違いました。

間違えると
『あ''~』
と言って、何回も何回も何回も弾きました。
こんなに何度も弾いたのは、初めての経験だったと思います。
そして たどり着きました!

あまりの集中に、疲れきってヘロヘロになっていました 笑笑
あの姿を思い出すとにやけてしまいますにひひ
『よく頑張れるようになったね~ 合格


男の子
とても真面目でおとなしいCくん。
いつもしっかり練習してきてくれます。

弾く時に、いつもドキドキドキドキしているのが伝わってきます。
間違えると、首を左右に振ってやり直します。
弾き終わると
『フーッドキドキ
と肩で息をします。
心配になるくらいの緊張ドキドキ

あまり負荷をかけないように、声かけをするようにしています。
でも頭のいい子なので、最初に楽譜をじっくり頭で考えて弾けるように、ポイントをゆっくり丁寧に説明します。

今日は16小節の曲。
一度聴いて、良く練習してあるのが分かったので、
『C君。上手に出来てるからさ、がんばって最後までノーミスでやってごらん。
間違えちゃったら、もう一回やっていいんだから、大丈夫!
出来るからやってごらん』

一回目。
いい調子だったのが途中で間違えてしまいました。
『あ~』
黙って、もう一回弾き始めました。

4小節…8小節…
12小節…

(よし、行ける、がんばれ、がんばれ)

AA’BA’の構成。
難関のBの山を越え、A’に入った時、
Cくんが、(行ける!)を意識して、ニッコリ微笑みながら弾いていました。

そして、見事ノーミスで弾ききりました。

おまけの合格よりも
ずっとずっと嬉しい達成感。



子ども達からレッスンの醍醐味を教えてもらいました。
レッスンって楽しい!
有難うラブラブ