本気の中国語勉強に"ニーハオ"は必要ない! "ニーハオ"を教えない、挨拶に使わせない中国語講師 マダム ヤン の99%中国語コネタ集 -4ページ目

本気の中国語勉強に"ニーハオ"は必要ない! "ニーハオ"を教えない、挨拶に使わせない中国語講師 マダム ヤン の99%中国語コネタ集

"ニーハオ"は日本語の"こんにちは"や"お疲れ様"と同じ、挨拶のための挨拶にすぎず、その先のコミュニケーションを生まない生気のない言葉。血が通う本物の中国語を身に着けたい方のために、マダムヤンが本当の”中国”や”中国語”ネタを不定期に配信していきます。

昨日まで大阪に帰省中のマダム一家。
大阪にいる間は下3歳、上80歳の大所帯でいつも移動しています。

電車乗るときはもはや「優先席」を譲ってくれることを期待できず、
公共の場でちょっとでも子どもが迷惑をかけたら、
店員や周りの客が容赦なく冷たい視線を投げかけてきます。


一方、中国は異様なまでに"チャイルド ブレンドリー" 文化が根付いています。

・公共の場で子供が騒ぐのは当たり前

・公共の場で子供が迷惑をかけたら許すのが当たり前
 (むしろかけられたほうが喜んでいます。笑)

・電車やバスで子連れに席を譲るのが当たり前

・レストランで食事や話に夢中になっている親の代わりに、
 店員が子供の相手をしたり、面倒を見るのが当たり前

などなど。

初めてそういう場面に遭遇したら、きっとあなたは驚きます叫び


日本人はなぜもっと子供にやさしくできないのでしょうか・・・得意げ


原因は「文化」にあるとマダムが思います。


日本は「人に迷惑をかけないこと」を何より重んじます。

子どもや子連れの人は社会にとって「人に迷惑をかける個」であるため、
社会全体がそれを排除しようとします。

正直、マダムの経験上、3歳くらいまでの子どもを公共の場で大人しくさせるのは、
ほぼ不可能です。

親にとっては本当にたまったもんじゃありません。


一方、中国は「弱いものにやさしく」という儒教の教えが
人々の心に強く根差しています。
やさしくできなかったら恥です!

子どもや子連れの人は社会にとって「弱きもの」だと認識されるため、
社会全体がそれを守ろうとします。

中国には最初から子どもにやさしくする土壌ができているのです。


いかがでしょう。
日本が"チャイルド ブレンドリー" な社会となるためには、
まず人々の意識改革に着手しなければいけません。

簡単に意識改革と言っていますが、
文化を一部変えることにも通じますので、
一筋縄にはいかないと思います。

マダムはこれからも日本社会で、
たった一人で"チャイルド ブレンドリー"を
実践していこうと思います(笑)!!

今日はここまで。再見!


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昨日のブログのあと、ふととある研修
先生に言われたヒトコトを思い出しました。

「言葉や文字は、時間と空間を超越するために発明されたものです」


なんてロマンチックな…!


人間と人間がコミュニケーションをとるのに、
本来であれば言葉や文字は必要ありません。
太古の時代、人間はジェスチャーだけで猟をしたり、
生活をしてきました。

じゃあ何のために言葉や文字が生まれたのか?

昨日見た夢のことを人に伝えたり、
遠く離れた人に何かを伝えたりするためです。

つまり、時間と空間を越えるためです。

だから目の前にいる人に何かを伝えたければ、
ジェスチャーで充分ですI

なーんて、ちょっと強引かな(笑)I


さて、良い中国語訳のお手本、ですが、
実に少ないです(笑)

まず、中華街の入口にあるコンビニの張り紙、

「店里有常温飲料」


素晴らしい!

「店内」と言わずに「店里」と言っているところがポイント高い!


次、とあるサービスエリアのトイレ内の張り紙、

「请您清洁使用卫生间」


あとの人のためにどうのこうの言わずに、
きれいに使いましょう!とだけ伝える潔さ
がマダムのツボです。


最後に、温泉旅館の脱衣場で、


「入温泉以前请先沐浴」

かかり湯しましょうとか、体を流しましょうとか、
無理に訳そうとして自滅するケースを何度もみてきましたが、
「沐浴」で簡潔に伝えられたところがグッドグッ


沐浴までしなくてかかり湯だけでいいじゃん?
と思う方もいるかもしれませんが、
いいんです!これで!

温泉に入る前に何をすべきか、100%これで伝わりますから。

皆さんももしどこかでスマートな訳を見つけたら、
ぜひマダムにお知らせくださいパー


それでは、再見!


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今日は良い中国語訳のお手本を紹介すると昨日宣言しましたが、
昨日ちょっと考えさせられる出来事があったので、
急きょ予定を変更して、お伝えいたします(笑)テレビ

昨日、リムジンバスで羽田空港に向かうマダム、
途中のバス停で上海人観光客の大家族(9人)が乗り込んできました。

上海人の一人、

「運転手はきっと一人ずつ払ってほしいから、
みんなお金用意してね!」

おっ!自己中じゃない中国人、初めて見た(笑)
素晴らしい!!

一方の運転手、一人ずつ払おうとする上海人を見て思わず
「えっ!一人ずつ払うのかよ…」と心の声が漏れます。


あらら…


良かれと思ってやったことが相手にとっての"迷惑行為"になってしまっています。

「まとめて払ったほうがいいですか?一人ずつのほうがいいですか?」
たったその一言が話せないために。

でも本当にそうなんでしょうか。

言葉が話せなくても、伝えたい思いが強ければ、
身振り手振りでなんとかしようとします。

全員を囲むように指さしてお金を払う仕草と、
一人ずつ指さしてお金を払う仕草を交互に運転手に見せれば、
きっと伝わると思うのは私だけでしょうか。

ずばりマダムが思うコミュニケーション力とは、
言葉が話せる話せないとかではなく、
相手に自分の思いを伝えたい思いの強さ、上手さ

なのではないんでしょうか。

日本に来て、日本語がほとんど話せない頃のマダムは、
間違いなくコミュニケーション力最強でした(笑)

さて、次回はいよいよ良い中国語訳のお手本をご紹介しますので、
乞うご期待ください!

それでは、再見!

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さて、前回の遠写と接写の話の続きとして、
先日とある施設のインフォメーションカウンターに、
マダムをギョっ叫びとさせた中国語標記の話をしたいと思います。

なんと、そのカウンターの呼び鈴の横に、
「有困难时请喊叫」 (困難にぶち当たったら叫んで!)
と書いてある紙が置かれているのです!

えーー!! うそでしょーー!?
ストレス発散カウンターか!DASH!


勘のいい方はもうお気づきだと思いますが、
「お困りのことなどありましたら、お呼びください」(鈴を押してくれ)
が本意です。

にも関わらず、「困ったことがあったらここで叫べ」と、
どういう翻訳ソフトを使ったらこんな訳が出てくるのか、
めちゃめちゃ興味があります(笑)


ではどう訳したらいいのか?

中国語は物事を接写して訳す原則に立って考えれば、
まず、「お困りのことなどありましたら」に対して、
「ありましたら」という曖昧な表現をはっきりと「遇到」(遭遇)に言い直しましょう。

次、「お呼びください」ですが、
中国語ではどう呼べばいいのかを伝えるほうに重点を置くから、
「请按铃」(鈴を押してね)で十分です。

「您遇到不方便的时候,请按铃」

直訳ならこれで十分意味が通じます。

欲を出して、もう少し現地人の感覚に近づけるのなら、
「不方便」に遭遇したからなんだ?というツッコミもさせないように、

「您遇到不方便或需要帮助的话,请按铃」 (不便なことがあったり助けが必要なら鈴を押してね)

これでperfectビックリマーク

たかだか「お困りのことなどありましたら、お呼びください」
という日本人から見たら誤解のしようがない文でも、
中国語に訳すときは主語を付けて、
ありましたらを「遇见」(遭遇)だとはっきりさせて、
さらに何をすべきかを「按铃」(鈴を押して)で補わなければいけません。

こんなにズームアップしないといけないのかと嫌になってしまいますね。

あっ、だから逆に中国人が日本語を話すときにくどいのか(笑)

さて、ヘンテコリンな中国語訳をこれまでに何回か紹介しましたので、
次回はマダムが実際に見た数少ないまともな中国語訳を見てみましょう。
実に気持ちがいいです晴れ(笑)

それでは、再見!



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世界陸上、もうすぐ始まりますね。

ハキーム選手走る人がどこまで活躍してくれるか、
楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。

マダムは「陸上」という言葉を聞くと、
いつも思い出すことがあります。

それは10年ほど前、通訳翻訳の学校に通っていたときに、
翻訳の授業で先生が言ったひとことです。

「日本語の陸上競技を文字どおりに素直に解釈すると
陸上で行われる競技という意味ですから、
野球も、サッカーも、バスケも、卓球も、
陸上でやるスポーツはみんな陸上競技なんだよね・・・」


言われてみれば確かに!


陸上競技を英語で言うと、Track and field で、
中国語は「田径」(tian2 jing4) です。

田=field、径=track だから、
順番は前後しますが、英語の対訳となっています。

英語も中国語も、どんなところでする競技なのか、
すぐにわかるようになっています。


対して、なぜ日本語はこんなにザックリとした表現になっているのかはてなマーク


答えは国民性にあります。


日本ははっきり物事を言わないのが美徳とされていますから、

なんとなく何を指しているのか雰囲気でわかるよねーとか、
なんとなくこれじゃないというのが見ればわかるよねーとか、

コミュニケーションは基本その前提に立っています。

だから野球やサッカーやバスケや卓球は「陸上競技」に含まれないのは、
言うまでもない。(だってそれぞれ独自の呼び名がもうあるんでしょ?)


一方、中国語や英語はそうはいきません。
物事を細かに表現してあげないと伝わりません

翻訳授業での先生の言葉を借りれば、
日本語は写真用語でいう「遠写」の状態で良くて、
中国語や英語は「接写」しなければなりませんカメラ

そのため、日本語を中国語や英語に訳すときは、
まずぐーっとズームアップして、
遠写から接写の状態にしてからでないと訳せません。

明日のブログで、日本語を遠写のまま中国語に訳したせいで、
どうもしっくりこない訳になっている事例をご紹介します。

乞うご期待ください!

それでは、再見!

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近頃、厚切りジェイソンをテレビで見ない日はない
と言っても過言ではありません。

マダムは彼を見るといつも「大山」を思い出します。

そう、中国ではまだ道端で白人を見るのも珍しい時代に、
流ちょうな中国語を操りながらテレビで漫才をする
中国では知らない人がいないお笑い芸人です。

厚切りジェイソン同様、彼のネタもアジアの国に暮らす白人ならではの視点
に基づくもので、クスっと笑わせてくれるものが多かったと記憶しています。

というわけで、小さい頃のTVスターの面影を厚切りジェイソンに見ながら、
マダムは厚切りを応援していました。

中でも特に好きなネタがあります。

「1は"一"、2は"二"、3は"三"と書くのに、
 なんで四は横棒四本じゃないんだ!
 Why japanese people? Why?」

面白い!

厚切りだけじゃなく、初めて漢字を覚える中国や日本の子供たちが、
一度はWhyはてなマークと思ったはずです。


ところが先日、とある研修に参加したマダムが、
そこで衝撃的な事実を知ることになります叫び

こちら↓の写真を見てください。中国最古の文字「甲骨文」です。



一番上の左端から順に一、二、三とありますが、
"三"の右隣、横棒が四本の文字!
そうです、これがまさかの"四"ですビックリマーク

もう一度。
これ↓が四です。


一瞬にして、日本の全国民が
「Why chinese people? Why?」
と叫んでいるのが聞こえました(笑)

いろいろ調べてみたら、横棒4本がいつからか縦棒4本に変わり、
さらに"二"の2倍であることを強調するために、
縦棒4本を"二"ではさむことで、
"四"の基礎となる文字ができたらしいのです。

もし本当だとすれば、数学が発達したことによって、
先人は文字を作り変える際に、数学的な意味をわざわざ文字に
込めさせたということになります。

厚切りジェイソンのネタ、実に深イイです!!

皆さんももし外国の方に日本文化について「Why?」と質問されたら、
そういうもんだからと、一笑に付すのではなく、
その裏にある深イイ理由を探ってみてください。
きっと面白い発見があるはずパー

では今日はここまで。再見!


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人間って選択肢が多すぎると選ばなくなるという話を聞いたことがあります。

あまりにも選択肢が多すぎるとどれにしたら良いかわからなくなり、
もうどれでもいいや!ってなってしまうのだそうです。

皆さんもそんな経験ありませんか?

なんとなく中華街にきて、あまりの選択肢の多さに
どこのお店に入ったらいいかわからなくなり、
結局肉まんやらを買い食いして、そこらへんのお店に入って、
ラーメン食べて終わり!なんてこと、ありませんか?

そんなあなたのために、マダムは実際に食べて、
おいしい!と思った横浜中華街のお店を目的別にご紹介します。


【朝粥系】

・「馬さんの店龍仙」 おかゆ、もち米焼売

朝7時からやっているので、マダムん家の休日の朝ご飯はたいていここです。

そして上海人のマダムにとって、「焼売=もち米焼売」なので、
ここのお店はいわば、おふくろの味です。
(肉焼売なんて邪道邪道~!プンプン



【買い食い系】

皇朝 肉まん、パールミルクティー(珍珠奶茶)
頂好食品 マーラーコイ、ココナッツ団子、エッグタルト
鵬天閣 焼きショーロンポー

「皇朝」の肉まんは小さいので、3つで一人前です。

「頂好食品」は市場通りと関帝廟通りの交差点の角にあります。
中華街でご飯を食べたあとは、必ずここでスイーツを買って帰ります。

「鵬天閣」の近くに何軒か焼きショーロンポーのお店が並んでいますが、
マダム的にはここがイチバンです。


【点心系】

菜香新館 飲茶全般
上海豫園 ショウロンポー

「菜香」はもう言うまでもない名店です。予約必須電話

「上海豫園」のショウロンポーを食べてから、
マダムは上海に帰ってもわざわざ豫園のショウロンポーを食べに行かなくなりました。


【接待系】

萬珍楼

ここを抑えておけば、間違いありません。


意外とネットやテレビでよく紹介されているお店、入っていませんよね。
そして食べ放題のお店も、ゼロです。

マダムはアマノジャクだから、人が群がるようなところはたいてい行かないか、
厳しい評価を下すのですが、↑のお店(人気店もありますが)は実際に食べて、
納得したところばかりですよ♪

今度機会がありましたら、中華街の外のおいしい中華料理店もご紹介しますねチョキ

それでは、再見!



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概念や感覚を人に伝えるのって、本当に難しいんですよね。

逆にいえば、概念や感覚の共有こそが人間にとって永遠の課題であって、
そのために人間が発達、進歩してきたのではないかとも思います。

はじめて「identity」という単語が高校の英語の授業で出てきたときに、
先生が「キミがキミであること」と訳しました。
クラスのほとんどの子にはてなマークが浮かんだと思います。

じゃあ中国語はこれをなんと訳しているのでしょう。

「身份」「个性」となっています。
(足して2で割ったらちょうどいいような感じもしますが。)

カタカナ語がない分、外国の概念や感覚の訳に関しては
中国語のほうがより文字でわかりやすく伝えることが求められます。


まず形ある「モノ」から見てみましょう。

・テレビ ⇒ 电视机 (なるほど)
・パソコン ⇒ 电脑 (確かに「脳」だよね)
・リモコン ⇒ 遥控器 (遥か彼方からコントロールする機器)

ザブトン1枚!と思わず叫んでしまうほどうまい訳をあててきたと思います。
(大喜利の中国語版、いつか見てみたいわ・・・。)


つづいて新概念系。
・プラットフォーム ⇒ 平台
・カオス ⇒ 混沌
・フェミニスト ⇒ 男女平等主义者
・ストレス ⇒ 压力

日本語訳も中国語訳と同じようにすればいいのにと、
思うのは私だけでしょうか。


最後に新語系。
・SNS ⇒ 社交网
・ダウンロード ⇒ 下载
・クリック ⇒ 点击
・ワーキングマザー ⇒ 工作妈妈 兼职妈妈
・バリアフリー~ ⇒ 无障碍~
・プレインストーミング ⇒ 头脑风暴

最後の头脑风暴だけなんのこっちゃわからない気もしますが、
おおむね説明になっている訳だと思います。

それに比べ、最近の「人气」やら「便当」やら、
訳での説明を完全に放棄しているようでは、
いつか中国語が消えて、なくなってしまいます。(さよなら~パー

それとも遥か遠い将来、人類はテレパシーで交信するようになり、
言葉なんてもう必要としない日が来るのでしょうか。

マダムはおしゃべりが大~好きだから、
言葉のある時代に生まれて良かった~と、心から思っていますニコニコ

さて、お勉強ネタが続いたので、次回は「食」に厳しいマダムが、
自信をもってオススメする中華街のお店(とその理由)を紹介します♪
どうぞお楽しみに!

それでは、再見!


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昨日のブログで中国語の中級者と上級者を分けるボーダーラインの話に触れましたが、
日本語にもそのボーダーラインがあるように思えます。

マダムの母(来日30年弱の中国人おばちゃん)は、
いまだにしっくりこない日本語を話します。

その違和感の正体を探ってみたら、
「やってあげる」の「あげる」とか、
「行ってもらう」の「もらう」とか、

つまり補助動詞がまったく使えないのです

なぜか?・・・

補助動詞は「感覚」を補うものであるがゆえに、
「単語」を暗記するよりもはるかに難しかったからだと思います。

単語を覚えることを日本語勉強のゴールにして、
その先の「感覚」にまで気が回らなかったことが、母の"敗因"だと思います。

なので、「補助動詞」を正しく使えることは、
日本人の「感覚」を身につけたのと同じだから
それを日本語の中級者と上級者を分けるボーダーラインに認定しても
いいのではないかと、マダムが勝手にそう思っています。


前置きが長くなりましたが、最近の中国にはこれ本当に中国語はてなマーク
と思うような言葉がたくさんあります。

同じ漢字文化の日本から台湾経由で入ってきて、
特に加工もせずそのまま使っているものがほとんどです。

人气、萌、写真、便当、料理、女优(優)

など、意味も日本語とまったく同じです。

中国語がこんなのばっかりだったら、
第二外国語で中国語を履修する人が劇的に増えるかもしれませんね!
いや、逆に減ってしまうのか汗・・・

それ以外に、革命,经济,平等,文化,参加・・・など、
中国人が普通に使っている言葉も、実は日本語から来ています。

正確には部品が中国製で、組み立てが日本で、
出来上がった商品を中国に逆輸入している言葉たちです。

意外ですよね。


明治維新以降、日本が西洋書の中の学術用語を翻訳する際に、
中国の古書をたくさん参考にしたと言われています。

たとえば、それぞれ違った文で使われている「経」と「済」を合わせて「経済」
という言葉を作って、economyの訳にあてたと言われています。

これはeconomyという言葉の概念と、「経」「済」それぞれの概念を
きちんと理解していないとできませんよね。

翻訳に携わった人たちは、英語はもちろん、
中国の古文にも精通していたことがわかります。

単語や文法を覚えることではなく、概念や感覚を訳せるようになること
外国語勉強の最終目標にすれば、きっと飛躍的に上達するに違いない!
と、マダムが思うのです。

そういった意味ではバイリンガルのマダムは、
感覚を感覚、概念を概念に正しく訳すことに関しては、かなり自信がありますビックリマーク

と、ちゃっかりアピールしたところで、今日はここまで。


次回は日本語の外来語(カタカナ語)によって、
「概念」や「感覚」の日本語訳を放棄された言葉たちを、
中国語ではどう訳されているのかを見てみましょう。

それでは、再見!


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中国語の"あいさつ"はちょっとしたコミュニケーションの入り口だ
という話を昨日しましたが、英語もそうかもしれませんね。

How are you?
Fine,thank you. And you ?
のAnd you?がそれを物語っている気がします。


さて、言葉は人と人のコミュニケーションツールだという話をよく聞きますが、
良いコミュニケーションを取るためには、
ただ言葉がわかる、話せるというのだけでは足りない気がします。

言葉はそれを話す人の「心」を映す鏡としての役割を果たさなければ、
ウワベだけの、薄っぺらいコミュニケーションに終わってしまいます。

中国人がデカい声で、ときには怒鳴りあっているえっようにしか見えない
剣幕で話しているのに、そこら中で取っ組み合いのケンカに発展しないのはなぜか?

ひとつの理由として、ニュアンスを和らげるスパイスが
言葉にふんだんに入れらているからだと思います。

「你去哪儿?」 どこに行く!(尋問調)と
「你去哪儿啊?」 どこに行くんだい?(にこにこ)

「怎么又弄脏了!」 また汚しやがって!(わかってんのかこら!)
「怎么又弄脏了呀?」 あららまた汚れちゃったのね~(大丈夫よ、洗ってあげるから~)

前句と後句では、閻魔と観音様くらいの違いがあります。

もうお気づきだと思いますが、「啊」や「呀」などの「感嘆詞」が気持ちを表し、
表現を和らげるスパイスとなっているのです。

「感嘆詞」だけではありません。

「好久不见了」 しばらくだな!(侍か!)
哎呀,好久不见了」 あらま~久しぶり~(スナックのママさん風)

「让一让」 どけ!(チンピラか)
「让一让好吗?」 ちょっと失礼~(上品な小姐だね)

「你看」 見てみろ!(証拠を犯人に突きつけるときの刑事風)
「你看看」 ちょっと見てごらん~(宝石を売りつける店員風)

「我过去问」 聞いてきてやる!(子供がいじめられたと聞いたときのオヤジか)
「我过去问一下」 ちょっと聞いてこようかな(バス停何番だったかしら~)

「我会想你」 君のことを思う!(ストーカー宣言か)
「我会想你」 電話するからね~(しばらく会えないから淋しいよ~T_T)

などなど、スパイスになりえる言葉のバリエーションが実に豊富です。

そして、上手にスパイスを使えるかどうかが、
中国語中級者と上級者を分けるボーダーラインになっているような気がします。

上級者になるにはたくさん聞き、たくさん練習するしかありません!
皆さんが上級者になる日まで、これからもマダムが地道にサポートしていきます!(勝手に)


さて、次回はそのまま中国語になった日本語たちをご紹介します。
楽しみに待っててくださいね。

それでは、再見!


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