先日とある施設のインフォメーションカウンターに、
マダムをギョっ
とさせた中国語標記の話をしたいと思います。なんと、そのカウンターの呼び鈴の横に、
「有困难时请喊叫」 (困難にぶち当たったら叫んで!)
と書いてある紙が置かれているのです!
えーー
うそでしょーー
ストレス発散カウンターか!

勘のいい方はもうお気づきだと思いますが、
「お困りのことなどありましたら、お呼びください」(鈴を押してくれ)
が本意です。
にも関わらず、「困ったことがあったらここで叫べ」と、
どういう翻訳ソフトを使ったらこんな訳が出てくるのか、
めちゃめちゃ興味があります(笑)
ではどう訳したらいいのか?
中国語は物事を接写して訳す原則に立って考えれば、
まず、「お困りのことなどありましたら」に対して、
「ありましたら」という曖昧な表現をはっきりと「遇到」(遭遇)に言い直しましょう。
次、「お呼びください」ですが、
中国語ではどう呼べばいいのかを伝えるほうに重点を置くから、
「请按铃」(鈴を押してね)で十分です。
「您遇到不方便的时候,请按铃」
直訳ならこれで十分意味が通じます。
欲を出して、もう少し現地人の感覚に近づけるのなら、
「不方便」に遭遇したからなんだ?というツッコミもさせないように、
「您遇到不方便或需要帮助的话,请按铃」 (不便なことがあったり助けが必要なら鈴を押してね)
これでperfect

たかだか「お困りのことなどありましたら、お呼びください」
という日本人から見たら誤解のしようがない文でも、
中国語に訳すときは主語を付けて、
ありましたらを「遇见」(遭遇)だとはっきりさせて、
さらに何をすべきかを「按铃」(鈴を押して)で補わなければいけません。
こんなにズームアップしないといけないのかと嫌になってしまいますね。
あっ、だから逆に中国人が日本語を話すときにくどいのか(笑)
さて、ヘンテコリンな中国語訳をこれまでに何回か紹介しましたので、
次回はマダムが実際に見た数少ないまともな中国語訳を見てみましょう。
実に気持ちがいいです
(笑)それでは、再見!
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