果物がもっと好きになる 「宮古島産マンゴー その3」
野菜ソムリエ知久幸子さん vol.88
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
先週に引き続き宮古島産マンゴーのお話をしたいと思います。
いよいよビニールハウスの中へと潜入します。
お邪魔させてもらった農家さんでは、暑い時間帯を避けて朝と夕の2回に分けて収穫をするそうです。それでもビニールハウスの中は40℃以上!じっと立っているだけで汗がにじんで来ます。
マンゴーは紙袋に大切に包まれていて中が見えません。
沖縄の太陽は紫外線が強いので日焼け予防の意味があるそうです。食べごろを迎えるとマンゴーは自ら落下して熟期を知らせます。
紙袋の入口は枝にしっかり固定されているため落ちるマンゴーをキャッチし一石二鳥の役割を果たします。紙袋からうっすらと見える紅い色を見極めて袋を軽く揺らすと、マンゴーがポトンと紙に落ちる。未熟果は振っても落ちません。
暑いビニールハウスの中でいかに手早く収穫するか?
正に熟練の技ですね!
次週は収穫したてのマンゴーを頂きます!