先週訪れた上野の東京国立博物館
特別展「運慶」に展示されていた四天王像
と弥勒如来坐像と 無著&世親
心を揺さぶられるほどの感動は忘れられない
今回拝観した四天王は興福寺に居られます
興福寺と言えば阿修羅像が有名ですが
興福寺の四天王は
運慶が造ったということで有名らしい![]()
興福寺には行ったことがありましたが
母が好きだと言っていた
阿修羅像に会いたかったので
四天王像は全く記憶にないんです![]()
四天王像というのは興福寺だけではなく
奈良の中でもいくつかのお寺のお堂に居り
東西南北に4体が並んでご本尊を守っています
仏教の世界を守る神様なのだそうです![]()
カッコいいね![]()
日本最古と言われているのが
奈良 法隆寺の四天王像で
甲冑を纏っていない
スラっとしたお姿をしているらしい
気になります![]()
東大寺大仏殿の中には
広目天立像・多聞天立像の2体があり
持国天像と増長天像は
200年以上頭部だけがあるらしい
江戸時代の修復で何があったのでしょう?
これも気になる・・・![]()
各お堂に所蔵されている四天王像は
それぞれ造られた方も違いますが
ほとんどが筋骨隆々で鎧を身に着け
気迫あふれるお顔をしています
先日の上野では
奈良興福寺の四天王像を拝観しましたが
牧野邦夫も同じ奈良ではありますが
東大寺 戒壇院の四天王像を描いています
京都時代に毎日奈良に通って描いたという
エピソードも以前ブログにて紹介しました![]()
牧野の描いた戒壇院の四天王像は
推定では国中公麻呂作で
東大寺の大仏を鋳造するのに貢献した方らしい
東大寺戒壇堂の四天王像は
日本でも有名な像の一つなんだそうです
大きさは運慶の造った四天王が200cm強
戒壇院のは160㎝強と
ちょっと小さいみたいですが・・・
奈良・天平時代に造られたもので
調べてみるとその鎧の両肩の部分に
「口を開けた動物の頭部」が
飾り付けられているとか
ちょっと画像ではわかり辛いですが・・・![]()
これは牧野の描く人物の肩辺りに
人の顔が描かれているのと少し似ているような
きっと同じシンパシーを感じていたのかも・・・
なんて勝手に思ってみたりもしています
四天王像のどれもが
鎧に動物が付いていることはなく
戒壇院の四天王だけがそんな感じ
私もやっと 来月には
邦夫展を観に京都へ行ける予定です![]()
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奈良 戒壇院の四天王に会ってから
京都で戒壇院の絵を観たいとも考えたのですが
奈良まで足を延ばす余裕がないので断念![]()
今回 上野で四天王像を観る事が出来たので
天平彫刻の最高傑作と言われている
戒壇院の四天王を含め
東大寺のそれぞれの四天王に
いつか会いに行ってみたいと思います
最近
左目がかなり視界に違和感が増えてきたので
きちんと見えるうちに会っておかなくては
緑内障 徐々に進み始めているようです![]()
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