牧野邦夫の生誕100年を記念した展覧会
美術館「えき」KYOTOでの開催まで
あと70日となりました
先日 TV画面上ではありましたが
牧野邦夫の絵を見て
もっと京都の展覧会が楽しみなりました
そろそろ京都の展示会の作品の詳細などが
発表されると思います
40点ほど出品されるようですがまだ未定
牧野の描いた京都『東寺』
1983年3月から約2年
京都堀川丸太町に住んでいた牧野は
東寺が好きでよく通っていたとのこと
東寺の絵もいくつかありますが
牧野が好きだったという東大門
(不開門・あかずのもん)
正門は南大門ですが
ほとんどの方は駅から近い慶賀門を利用
東大門は
そこからちょっと南に下った場所にあります
新田義貞の攻撃を受けた足利尊氏が
門を閉めて難を逃れたという門です
境内に入ると五重塔の手前
奥まった場所にあります
牧野の描く 東大門は
やはり魑魅魍魎がウヨウヨといて
見ていて飽きないのですが
鬼瓦や家紋瓦?
その後ろに見える五重塔の上に立つ相輪や
屋根に取り付けられた装飾具(風鐸)
ひとつひとつ観察すると
牧野らしい緻密で繊細なところに感動します
空にも何か飛んでいますね~
何だろう?
牧野邦夫の目には
こんな風に見えていたのでしょうか?
あらためて同じ場所に立つと
不思議な気持ちになります
私も東寺が好きで何度か訪れていますが
中でも講堂の立体曼荼羅が大好き
あの圧倒的な大きさと数の多さ 迫力
イケメンな仏像も多くてずっと見ていられる
牧野も講堂の絵を描いていますので
次回 紹介したいと思います
今年の春には
五重塔の内部拝観をすることができ
心柱の模様や仏像に感動しました
密教世界の金剛界曼荼羅
江戸時代に彩られた世界 素敵だったなぁ
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