昨日は渋谷の実践女子大学で開催されている
「坂口安吾展」へ行ってきました
同時に
安吾の御子息の坂口綱男さんの講演会にも参加
昨今の大学はとても綺麗でセキュリティもすごい
こんな場所で学べたら素敵だなぁと
講義室や図書館をチラ見
坂口安吾の御子息
坂口綱男さんは写真家だそうで
とてもダンディで素敵な方でした
お写真の仕事で
お話しすることも多いのだと思いますが
ユーモアも混じった優しい語り口で面白く
あっという間の90分
実践女子大の学生さんが多いのだと思いますが
若い女子がたくさん
その中にぽつぽつと私達みたいなのが
混じっている感じ
200人近く入る講義室が満杯
坂口安吾の紹介のところで
信一の名前がちょっと出ましたが
対して触れられることもなく
ちょっと寂しいねと連れの人と話した
小田原で2度ほど生活していた時期もあった
安吾は信一が亡くなった時に
2つ信一の話を書いていますが
それ以外に「オモチャ箱」という小説
これは信一がどんな風な性格で
どんな風な生き方をしていたかわかります
坂口安吾がどうして若い人に
人気があるのかと思ったら
「文豪スレイドックス」という漫画
アニメにもなってますね
文豪がイケメン化されて作品や
ペンネームなどが能力となってバトルするゲーム
これはハマるのもわかるかもしれない
グッズなどもたくさん出ているのね~
そんな事もあって
そこに出ている文豪のファンになる子も
最近は多いみたいです
残念ながら
信一はマイナー過ぎていませんが・・・
信一キャラも見てみたい
講演終了後
綱男さんにあいさつをと思っていたら
若い女の子たちがずらっと並んでビックリ
遠方からわざわざ来たのだと言う姉妹
綱男さんと一緒に写真を撮りたいというので
シャッターを押してあげましたが
なんか不思議な感じ
坂口安吾じゃなくて息子さんなのに・・・
ファンというものはそんな感じなのでしょうか
でもみんな嬉しそうで可愛くて
こちらまで嬉しくなりました
綱男さんが話していたこと
母親が亡くなって
著作権の継承者として動かなくてはならなくなり
今ここにいる
小説家坂口安吾の子供という
看板を背負うのが嫌で
写真家になったと言っていました
文字を書くことが嫌だったと・・・
でも今は周りに助けられて
安吾を愛していくれる皆さんに感謝していると
そんな話を聞いて私も
一人でも信一を認めてくれる方がいる限りは
信一の親族としてこの世に信一がいたことを
残していかないといけないのだろうなと
それは牧野邦夫に関しても同様
もしかしたら運が良ければ
50年後100年後に有名になるかもしれない
無駄な努力になるかもしれないけれど
親族しか持たない情報は多々
それをゴミにするか そうじゃないか
残していくことは大事だし
一人でも二人でも牧野を知ってもらうことが
大事なんじゃないかなって思ったりしてます
坂口安吾展
実践女子大学渋谷キャンパス内にて
6月6日まで開催
気になる方は是非
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