前にもお伝えしましたが 今年は
祖父の従弟にあたる牧野邦夫生誕100年の年
100周年記念準備に追われ始め
パソコンに向かうことが多くなっています
昔の雑誌の表紙を描いていたなぁ~と
古い本をひっぱり出してみた
昭和24年発行と裏表紙にありましたが
この「モダン日本」は
祖父が社長兼編集長の雑誌でした
表紙の絵だけを見たら
牧野邦夫要素が全くなく
本人の絵ってわからない優しい感じです
この表紙絵は
なかなか絵の仕事がない頃の牧野邦夫が
祖父のところへ行って表紙絵を
描かせてもらっていたと聞きました
表紙「牧野邦夫」と書いてある横に
「ヤナセタカシ」の文字を見つけたので
探してみました
まだアンパンマンを描くずっとずっと前
奥さんになる小松暢さんが先に
高知から上京
それを追って上京したヤナセさん
これは昭和24年の雑誌なので
ヤナセさんが暢さんと結婚した頃
三越にお勤めしていた頃の
ヤナセさんの漫画ですね
この頃はヤナセ・タカシ
売れるころまでは自分の名前の間に
中点「・」をつけていたそうです
こんな時代もあったのですね
意外な発見ができて良かった
そしてもう一つ 表表紙の裏
この雑誌の特集が「原子爆弾」の読み物
昭和24年と言えば
まだ原爆が投下されて4年くらいの時代ですね
読み応えるけれど
字が小さくて目がしょぼしょぼしてくる
ここには
「アインシュタイン」や「オッペンハイマー」
「アーネストローレンス」などのイラストが・・・
昨年の今頃観た映画
「オッペンハイマー」で知る人物たちのイラスト
この雑誌が出た頃はまだアインシュタインも
オッペンハイマーも皆生きていたのよね
映画で観た「アインシュタイン」が
本当にそっくりだったことを思い出しました
誰もが下積みを重ねていること
昔あったことが今につながっているのを
ものすごく感じた一日でした
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