お仏壇のお参りは外国人にとっては不思議な事 | めいりん家

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マンチカン『めい』のもとにスコティッシュの『りん』がやってきて「めいりん家」で新しく出発したブログ。突然のりんとのお別れ。悲しみから立ち直り、めいのブログ、時々りん。備忘録としてママの事、緑内障の事、旅行やお出かけなど書いていきたいと思います。

昨日

もう一人の叔母の誕生日のお祝いをしに

横浜まで出掛けてきました

 

もう一人の叔母は私の父の弟の奥様

叔父は父の亡くなった翌年に

後を追うように亡くなり

今は一人で横浜に暮らしています

 

叔父が家族で会社経営をしていたので

今も叔母はそちらへ出勤

息子さん夫婦と一緒に働いています

 

 

昨年春に福生で4人で会って以来の会食

 

 

あの時はこんなことになるとは

だれも思っていなかったけれど・・・

 

 

久しぶりの訪問なので

まずはお仏壇にご挨拶

 

こちらのお仏壇には叔父以外にも

祖父や信一、ご先祖様の位牌も全部あるので

まずはご挨拶というのがいつもの私

 

 

それが叔母の息子さんには不思議だったようで

質問攻めに

 

何故お仏壇を家に置くのか?

『お寺に参拝しなくても故人に会えるから』

『近くにいるというのが支えになる人もいる』

 元々お墓参りという観念がないので

 彼には理解不能だったみたい

 

何故お仏壇に挨拶するのか?

『ご挨拶とか感謝とか・・・』

 誰もいないでしょ と

 

お線香は何のため?

『お線香の香りで身を清めるのかな』

『香りが故人に届くというのも聞いたことある』

 

気にしたこともなかったので

私個人の回答ですが あってるのかな?

 

 

 

そして

海外暮らしが50年以上の叔母も

お仏壇にご挨拶するなんて

考えたことなかったと・・・

 
それが日本人とアメリカ人の違いね
 
時々来ていたのに
父親にも母親にも挨拶したことなかったわ と
 
 
叔母の母親は叔母が今の旦那様と結婚する時に
叔母には結婚の意思がまだなかったものの
母親が超乗り気でハーフの子が欲しいと懇願
「あなたが結婚しないなら
 私が結婚したいくらい」と
 
結婚が決まった頃には病気で入院
結婚式の数か月後に亡くなっています
 
 
叔母の息子さんはアメリカ育ち
お墓参りは行く習慣もなく
怖いから行かない!という人なので
始めてお仏壇で彼のおばあさまにご挨拶
 
HI GRANDMA バイバイ
 と手を振っていました
 
きっと喜んでくれたことでしょう
 
 
 
お仏壇には
小田原の家のお稲荷さんに祀られていた
ダキニ天がいました
 
image
 
お寺さんに相談したところ 
ご先祖をずっと見守ってくれていた神様なので
お仏壇に一緒に祀るのがいいと思うと
言われ 叔母に預けたんだった
 
先祖代々だったら江戸時代の物かもしれない
ご先祖様にも会っているのだからすごいなぁ
 
 
 
日本の慣習というか
日本らしさを知らない人に説明することで
改めて考えることができるのって
貴重なのかもしれません
 
 
 
もう一人の叔母は79歳になりました
 
 
テニスをずーっと続けているので
とても元気気づき
それに英語が喋れるので 
今回も英語でおしゃべりしてました
 
 
叔母の息子さんは叔母と兄と一緒に
小学生の時に2ヶ月ほど ここに滞在
 
懐かしいと喜んでいました
 
楽しいひと時
叔母もとても楽しそうで良かった
 

 

 

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