
先日
我が家のツンデレ王子こと
中学2年生の長男の親友くんの
お祖父様がお亡くなりになられました![]()
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彼は
この界隈では
本当に有名な方で
その昔クイーンからサーの称号を頂いているお方![]()
Wikipediaで検索できる程のお方なのです
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この方の再婚相手の娘さんが
長男の親友君のママ🟰私のママ友
なのです![]()
(結構な最近までこんなすごい方だとは知りませんでした
)
私はこのママ友のママ
(親友君のおばあちゃんですね)
と
長男が小さい頃には
毎週毎週
小さくてサッカーのシムパッドも自分でつけられない位小さな
長男達のサッカーの準備を一緒にしていたのです![]()
(懐かしい〜当時このママ友のママはシムパッドの付け方がわからなくてソックスの上につけようとしていたので
私は必死に止めましたよ
今でも会うとその事を話す程に、当時は2人でめっちゃ笑い転げました)
何度か
お二人で私が勤めるカウンターに
彼のスキンケア用品を買いに来てくれたりもしていたんです
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とにかく
この親友君のお祖父様のお葬式は日曜日だったのですが…
私はお仕事をどうしても休めないので
お葬式は行けず![]()
ユダヤ教では
ユダヤ人が亡くなると
翌日遅くても翌々日にはお葬式をあげるのです。
(ユダヤ教は土葬になるのでお葬式はすぐなのです。因みにお葬式前夜にはご遺体のそばでキャンドルを灯し続けるのです。それは神道も同じですよね
)
その後
亡くなった方のお家もしくは遺族の方のお家で
5日間は
弔問の方々を迎えるシバハウスが開かれるのです。
(亡くなられた日から1年間は喪に服すので、1年間は毎朝毎晩シナゴグに行って特別なお祈りを捧げます)
喪主は自分の着ているお洋服の一部を切りさくことで悲しみを表し
普通の椅子よりも低い椅子に座り弔問客を家で迎えます。
弔問客としては
洋服は日本の様に喪服を着る訳でもなく
普通のお洋服で弔問に行きます。
(中にはジーンズにTシャツの方もいれば、色鮮やかなサマードレスの方もいたり、男性でも半ズボンの方もいらっしゃいました。
私は仕事の日でしたのでそのままの格好で弔問。ただ男性陣は頭に丸いキパをつけておりますよ)
何かを持参するわけでもなく
(すごく親しい場合は晩御飯を作って持参したりします)
ただただ
遺族の方に握手やハグなどをして
故人を慈しみながら
故人との昔話をしたりするのです。
そして
弔問客が揃った頃合いを見計らって
男性と女性に分かれて
男性はラビと共にお祈りを捧げます![]()
その後
喪主のスピーチがあるのですが
1日目は私のママ友を含む三姉妹のスピーチがあったそうです。
(本当は私は1日目に行きたかったのですが、訳あって行けず![]()
今日聞いたらすごい人だった様で逆に今日で良かったかもです)
私たちが弔問に行った
2日目の今日は丁度親友君のスピーチがありました。
(弔問には長男と次男も連れて行ったのですが、今日長男が彼の側にいてあげられて本当に良かったです)
この親友君
お祖父様との思い出話を
時にジョークを交えて
それはそれは立派に責務を果たしていましたよ。
(成人式とはまた全然違うけど、私はやっぱりこういうの泣いちゃうなぁ)
こうして
全てが終わった後には
いつもの様に
長男と親友君と次男はお庭でサッカーをしていました。
人の死とは
どうしても避けられない事ですが
人が亡くなるのって
勿論
本人もとても辛いでしょうけど
(入退院を繰り返して闘病してらっしゃったから、とても悔しかったと思います)
やっぱり
残されたものにとっても
本当に本当に辛く悲しい事ですよね。
シバハウスのお宅には
本当に沢山の家族の写真がどの壁にも飾り棚にも
所狭しと飾られていて
残された遺族の事を思うと
とてもやるせない気持ちでいっぱいになりました。
お祖父様のご冥福をお祈りすると共に
残された遺族が
時間がかかってもいいから
お祖父様の思い出と共に
残った家族で助けあい
これからも前を向いて生きて行けます様に。




