いつも訪問ありがとうございます。
呼び出しがある。***さんトイレに行って、3番受診室に入ってください。
トイレにいっても、緊張と不安で元気のない、しっこの勢い
『おいしっかりしろよ』自分に言い聞かす。
短い廊下を受診室まで歩く、看護師他スタッフが迎える、
台の上に乗り、身体を固定される。
鈍い低い機械音、頭まで一気に動く、止まる、動く、腹部のところで
しばらく止まる、ちょっと動いてまた止まる。
ちょつと動いてまた止まる。何かあるのかな。
何があるだろう。
気になる。
20分程度不安な気持ちで受診した。
30分静養だ、再受診があるかもしれない、案内板に書いてある。
前回の時には再受診は無かった。
今回はどうだろう。長い20分であった。
マイクで、***さんご苦労様でした着替えてお帰りください。
と案内があった。
とりあえず、なんでかわからないが、良かった。
この空間から解放される喜びがあった。
結果は26.8/25受診だ。どこになにがあろうが、関係ない。
抗がん剤を受けて生きるのだ。
にようぼ殿が今日も一緒に付き合ってくれた。
心強かった。
なんでも語りあえる人が、私にはいる。大事にしたい。
ありがとうの言葉しか見当たらない。
この病気になって、にようぼ殿に対する考え方が変わった。
なんでもない会話が、楽しい
いつまでも話していたい、笑顔がとても優しいずっと見ていたい。
永遠に。
待合室で待っている、にようぼ殿少し痩せた、すまん。
ごめん。涙が止まらない。
今にようぼ殿に私ができる事、生きること。
1日でも生きること。頑張るよ。
にようぼ殿、ありがとう。