いつも訪問ありがとうございます。
26.6月にこの病気にかかる前は、おれが一番何でもおれが
おれがの人生だった。
仕事も家庭のことを考えず、何時になろうと完結してしまうんだ、
明日に残すな。
皆に厳しい言動、行動をとったものだ。人生焦りすぎた。
子供のことも、にようぼ殿にまかせっきり。
二人の子供もよくよく一人前に育ったものだ。入院した時、
二人の子供の心配そうな顔を見て、自分は、二人の子供に親として、
父として本当の愛情を、信頼を、親しみを、与えたんだろうか。
仕事に逃げて、人生一回きりの子育てしていないよな。
もっと語り合えば、もっと愛情をあたえてれば、取り返しのつかない、
人生をしてしまった。
近所の人にも、そんなに話をするわけでもなく。
親戚の方々に、こちらから近づくわけでもなく。
仕事が人生とでも考えていたのかな。いま考えると馬鹿な自分であった。
今までの人生、振り返ると何が残っている。何にも残っていないよ。
仕事上の出世はしたが。何にもならないよ。
家庭こそ人生の生きる土台だ。病気になって初めてきずいた。
遅かった。もっと早く気づけよ。
病室で横たわる、私に触れる二人の子供のあたたかい温もりを感じた。
何よりも効く良薬だ。
ごめんよ。もっと遊べばよかったね。もっと旅行に行けばよかったね。
もっと食事に行けばよかったね。
もっともっと、今出てくる言葉は戻ってこない言葉ばかり。
すまない。ごめんな。お父さん人生の罰が当たったんだよ。
でもね。
治療に全力。
治療に精一杯頑張るから。
だって孫の車買う約束したものね。