新しいなあと思うものがなくなった。  コーヒーブレイク⑧ | 永遠の少年

永遠の少年

~流星の祈り~

68歳になった流星ですが、いつまでも心が子供です。
冒険心、無邪気さ、やさしさ、恋心、歌心を忘れずに☆☆☆

 どうしても昔の話ばかりしてしまうのだが、

 生きてきた年数が増えすぎたせいかもしれないが、

 「こりゃあ、新しいなあ!☆」と驚いたり、

 感動したり、時には「なんだこりゃ?」とか

 感じる何かが激減した。

 例えば、歌の世界。特にビートルズの新鮮味はすごかった。

 一番最初から感動するわけじゃなく、最初は???で

 なんかウルサイなあとか感じたかと思う。

 しかし、感動はすぐにやってきた。

 ♪アイウォナホージュアハン♪アイウォナホージュアハン

 かっこいい!長髪もすごく新鮮☆

 日本では加山雄三の♪僕の行くところへついておいでよー。

 それが僕の小学校の中盤から後半、そして中学生になると、

 ベンチャーズ、グループサウンズ、僕の心も脳も

 新鮮な空気がいっぱいとなった。

 そして、高校に入ると、フォークソング、そして

 革命児的な男、拓郎の登場!新しかったなあ!

 そこからあとは、もうあの時の新鮮味はなかった。

 サザン、小室、AKB、エグザイル・・・と出てきたことは

 出てきたが、革命的な新しさは感じなかった。

 これは余談だが、最近のテレビドラマや映画なども

 同じく新鮮味を感じない。

 最近の電車が異次元にとんでしまうドラマなんて、

 楳図かずおの漂流教室と似すぎだし。

 過去のドラマの踏襲ばかりのような気がする。

 映画も「スターウォーズ」までかなあ。

 それらはやはり僕の歳のせいなのかなあ。

 それとももう歌もドラマも「出尽くした」のか?

 若い人たちに「創造力」がなくなってしまったのか?

 ただし、「トトロ」「鬼滅の刃」などのアニメや漫画界は

 創造をがんばっている。

 歳はとってしまったが、僕は今も新しい何かを待っている。

 ドキドキしたいんだ。