どうしても昔の話ばかりしてしまうのだが、
生きてきた年数が増えすぎたせいかもしれないが、
「こりゃあ、新しいなあ!☆」と驚いたり、
感動したり、時には「なんだこりゃ?」とか
感じる何かが激減した。
例えば、歌の世界。特にビートルズの新鮮味はすごかった。
一番最初から感動するわけじゃなく、最初は???で
なんかウルサイなあとか感じたかと思う。
しかし、感動はすぐにやってきた。
♪アイウォナホージュアハン♪アイウォナホージュアハン
かっこいい!長髪もすごく新鮮☆
日本では加山雄三の♪僕の行くところへついておいでよー。
それが僕の小学校の中盤から後半、そして中学生になると、
ベンチャーズ、グループサウンズ、僕の心も脳も
新鮮な空気がいっぱいとなった。
そして、高校に入ると、フォークソング、そして
革命児的な男、拓郎の登場!新しかったなあ!
そこからあとは、もうあの時の新鮮味はなかった。
サザン、小室、AKB、エグザイル・・・と出てきたことは
出てきたが、革命的な新しさは感じなかった。
これは余談だが、最近のテレビドラマや映画なども
同じく新鮮味を感じない。
最近の電車が異次元にとんでしまうドラマなんて、
楳図かずおの漂流教室と似すぎだし。
過去のドラマの踏襲ばかりのような気がする。
映画も「スターウォーズ」までかなあ。
それらはやはり僕の歳のせいなのかなあ。
それとももう歌もドラマも「出尽くした」のか?
若い人たちに「創造力」がなくなってしまったのか?
ただし、「トトロ」「鬼滅の刃」などのアニメや漫画界は
創造をがんばっている。
歳はとってしまったが、僕は今も新しい何かを待っている。
ドキドキしたいんだ。