流星短詩集19
「マイナス40歳」
横じまのTシャツマイナス10歳
ジーンズ履いてマイナス10歳
早朝ジョギングマイナス10歳
ちょっぴり恋してマイナス10歳
短評:70歳マイナス40歳で30歳くらいが今の私の精神年齢です。
誰の影響なのか、わからないけど心は老けそうにありません。
「夢の街東京1974年」
銀座ホコテンカップヌードル
新宿三越屋上桜田淳子ちゃん
原宿表参道のキティーランド
神田共立講堂拓郎コンサート
短評:18歳の時、長崎から東京に向かった。東京のすべてがドリームだった。
淳子にも拓郎にも逢えた。♪ああ!あれは春だったね
「痛み」
あなたが足が痛いと言うと
あなたが腰が痛いと言うと
あなたが頭が痛いと言うと
私は胸が痛くなってしまう
短評:人を愛すると言うことは、こういうことなんだろうな。
その人の痛みが自分の痛みとなってしまうのだ。
「作文」
障害でしゃべれなかった
だから作文が好きでした
あの先生がくれた花丸が
今僕にこの詩を作らせる
短評:小学4年生の時に初めて、自分がうまく発音できないことに気がついた。
馬鹿にされ傷ついて泣いた。でもそれが僕に詩を書かせたんだ。
「フォークダンス」
ふぉーくだんすのときめき
もうすぐあのこのてにふれる
すきだとばれたらどうしよう
しんぞうばくばくほほあつい
短評:オクラホマミキサーっていうフォークダンスは思春期の僕にはあまりに
刺激的で怖かった。あの娘に僕の想いがばれたらどうしていいかわからなかった。
「カセットテープ」
片想いのあの娘のため
あの娘と僕の好きな歌
ミックスして一晩徹夜で
作り贈るマイベストテン
短評:こうして作ったカセットテープだが、片想いのあの娘に
渡せた記憶がないのはなぜだろう?結局その恋が実をむすばなかった
からだろうな。でも自分で聴きながら夢はいっぱいだった。