少し、昔話をしたくなった (失恋編4)

なんで・・・？

ボクは、ワケも分からないまま

一方的に別れ
を切り出された...

あれ？！むっ・・・

胸が...痛いなぁ...

のどの奥にも何か
突っ込まれたような感覚だ...

言葉が、こんな凶器になるなんて...

もちろん、、、

何度も説得した...

好きな人って、誰？

一旦、こっちへ戻ってきて

面と向かって話そう・・・

でも・・・

何を言っても、
あの娘の回答は、、、

「No」だった...

電話を切った後、、、

ボクは、ひとしきり泣いた...

痛てぇ、、、

痛てぇよぉ...

なんじゃ...この痛み...

なるほどね、、、

絶望感に打ちひしがれる

・・・って、こういうことかぁ...

ここらへんから

あまり記憶にないんだけど・・・

ふと気付くと、、、

深夜の埠頭にいた...

当時つるんでいた

男友達の「Y」と「K」と一緒に...

どうやら、、、

誰かに助けを求めて

ボクは、「Y」に電話したらしい...

そしてその「Y」は、
こりゃただ事ではない！

ということで「K」を誘ったらしい...

「いや～、マジびっくりしたぞ！

お前が泣きながら

電話してくるなんてさ...」

と、まだボクにどう接していいか分からず

戸惑い気味の「Y」と、、、

心配と好奇の表情が半分半分ぐらいの「K」...

友達って、
ありがたいと思ったな...

平日の深夜に電話で

叩き起こされたにもかかわらず、

車で駆けつけてくれて、、、

挙句の果てに朝まで

時間を共有してくれた2人・・・

みんな翌日仕事だっていうのに...

(なんて迷惑なヤツだ...)

だいぶ気持ちが落ち着き

平常心を取り戻したボクは、

早朝2人と別れ、、、

ふらふらと会社へ出社・・・

出社したはイイが、、、

納期が差し迫っていた仕事に

取り掛かろうにも

昨夜の出来事が頭を占領し、

全く集中出来ない...

そんなボクの雰囲気を察し、

心配した上司が、、、

「どうした？体調でも悪いのか？」

「いや、大丈夫です...」

とは言ったものの、、、

また涙が溢れてきた...

続く・・・