過去、現在、未来。
この3つの時間軸を
貫くのが仏法の本当のチカラです。
例えば、目のまえに真面目で正直。
だけど不幸な人がいる。
逆にずる賢くて、
口先だけで、
自分の事しか考えない。
でも、裕福で幸せそうに見える人もいる。
これはどういうことか。
なぜ真面目で正直なのに幸せではないのか。
なぜずる賢いのに幸せにみえるのか。
これって不条理ですよね。
ここには3時の業。
過去、現在、未来の
業のあり方が作用しています。
前生(ぜんしょう;過去生)において、
悪行を働きそのチカラが
今生(こんしょう)に出ていたら
今生は誠実で真面目でも幸せになれない。
でも今生に良い生き方ができれば、
来生は変化する。
逆に過去生よく生きて、
今生幸せでも貪り、
自己中心的で人に与えなければ
来生はひどい人生となる。
これが本当なら
怖い話ですよね。
自分のやった行為は
いつまでもついて回る。
記憶にないものまで背負わされる。
だから止悪行善しなさいと
仏法は説くのです。
そしてこの法則は
前々生(ぜんぜんしょう)
来々生(らいらいしょう)にも及ぶと
釈尊は、3時の業のこの話を説いたそうです。
できれば、積極的に
良きことをしながら
生きていきたいですねぇ。
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仏教 の教えと心理学で運命をデザインする
ライフデザインラボの城下柳泉でした。

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