ABE GUT 65Gのネックの反りに気づいたのが僅か5日前
じっくり時間をかけて戻ってくれればいいなぁ~
そんな淡い期待と共に始まったこの企画。←ぇぇっいつから企画に??
あれから毎朝反り具合を確認いして割りばしの位置を移動させていた。
まるで職人芸のような技だが、まあなんとなく勘を頼りにやっていただけです。
今朝もルーティーンの反り具合チェック
拘束具解除の瞬間はいつもワクワク(笑)
う~ん
悪くない、ヤフオク出品者が反り無しと書いてもいいレベル。
実際定規をフレットに当てると紙一枚位の隙間が部分部分にまだあるが
気が短いので取り敢えずこれでOKにしてしまう。
4mm弱なので悪くはない、クラシックギターはアコギより高めです。
しかし、ド素人なので確証がほしい。
YouTubeの動画で6弦側が4mm、1弦側が3mmという
自分にとって都合のよいデータを発見 (笑)
しかし、ここで新たな問題が生まれることに
なんと、前回牛骨製サドルに交換した際、微調整を全くしていなかったので
1弦側の弦高も4mmあった。
多分わかる人ならわかると思うが、サドルの高さがほぼ水平状態。
まあ、これなら6弦側も1弦側も同じ弦高になるのも当然。
ギターいじりがしたいんじゃない、ギターを弾きやすくしたいだけなんだ!
と自分を納得させ
サドルを削って1弦側の弦高を下げることにした。
まず、そこそこまで弦を緩め
サドルを抜き取る
大まかな設計図?削除する部分をフリーハンドで書き込み
金属用やすりで削り落とす。
いいアイデアだとおもったのだが、ヤスリがしっかり固定されていないので
切削面が湾曲してしまうという想定外の結果に.......
鉄のヤスリがダメなら耐水ペーパー
これだと平らな面に置けば安定するので切削面の直線化に成功
概ね予定したところまで切削完了
取付、1弦側がかなり下がってます感が強い
だいたい3.2mmくらいまで下がっているのでOKです。
そんなわけで1962年生まれのギター
修復はそこそこ成功しているようです。
でも数値ではなく、弾きやすさが最重要。
えっ!うそっ?
むちゃ弾きやすくなってるよ
違いうギターを弾いてるの?そんな気がするほどの大変化
やってよかったと、年甲斐もなく、うれしくなりました。
まあ、弾きやすくなったほとんどの要因はネックの反りを直したことよりも
サドルを削って1弦側の弦高を下げたことによるものだとは思っていますが……(笑)
もっと早くやっておけばよかったです。
次はペグを交換したくなってきた。
もちろん15万円のは買いませんけど
実はこのギターのペグ
外観的に作りもしっかりしてそうなのだが
遊びが大きすぎて
昭和の40年代後半製造の自動車のハンドルみたいなんです。
まあチューニングの時ちょっとイラッとすれば済むんですけどね。
ガ~ン、当て木をしなかったからこんな跡が着いてしまった。
高級ギターだったら、結構ショックかも
シリーズ全部まとめてあります。






















