今後の韓国政府の対応を見ていきましょう。
米国に建てた慰安婦像にも下記の追加説明を入れないと、人件問題として取り上げた以上一貫性が無いですからね。
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かつて米軍基地周辺で売春に従事していた韓国の米軍慰安婦「基地村女性」と呼ばれる女性ら122人が韓国政府を相手取り、1人あたり1000万ウォン(約100万円)の損害賠償を求める集団訴訟を起こした。
原告団は声明で「政府は『米軍慰安婦』制度を作り、徹底的に管理した」と指摘し、「売春を不法としながらも『特定地域』を設置し米軍相手に売春をさせ、『愛国教育』という名で精神教育までさせた」と主張した。さらに、「国家はわれわれを守ってはくれず、むしろ外貨を稼ぐために利用した」と続けた。
韓国ではこれまで、「旧日本軍の従軍慰安婦問題」が多く取り上げられてきた。しかし、書籍「米軍慰安婦基地村の隠された真実」(ハンウルアカデミー編集)には、朝鮮半島における従軍慰安婦の歴史は「日本」だけではないと記されている。植民地からの解放直後には韓国軍と国連軍が運営した「慰安所」、1970年代には朴正煕(パク・チョンヒ)政権の「基地村浄化事業」を通じて慰安婦は存在し続け、「洋公主(ヤンコンジュ)」などと呼ばれた彼女たちは、韓国政府と米軍の計画的な管理と統制を受けてきたという。