大きな流れに逆らうのは難しいですが、頑張ってほしいですね。
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中国大陸の対台湾政策を主管する国務院台湾事務弁公室の張志軍主任が27日夜、高雄市内で台湾側・行政院大陸委員会の王郁キ主任委員(いずれも閣僚級)と非公式に会談したが、会談前に抗議の市民が会場の敷地内に突入し、張氏が乗っていたワゴン車や、警備にあたっていた警察官にペンキなどを投げつける騒ぎがあった。これを受けて、大陸委は28日、同市で予定していた漁港視察など一部日程の中止を発表した。(キ=王へんに奇)
警備上の理由から中止となったのは、高雄市・前鎮での漁業者との交流、台中市・霧峰での庭園見学、彰化県・鹿港での宗教行事参加で、胡志強・台中市長との面会などは予定通り行われた。
張氏は今回、25日~28日の日程で台湾を初訪問。滞在中、台北郊外の桃園県で王氏と今年2月(中国大陸・南京)に続く2度目の公式会談を行ったほか、北部・新北市や南部・高雄市にも足を運び、現地自治体の首長、学生、企業関係者らと意見交換した。
なお、27日の非公式会談では、注目されていた馬英九総統と習近平氏による首脳会談については両氏とも話題に取り上げなかった。