どさくさにまぎれて、進出するところが、中国はすごいですね。
このような戦略と政治力を少しは日本も身につけてほしいものです。
既成事実を積み重ねていき、定常化するのが一般的ですから。チベットも何時の間に中国に組み込まれ、民族浄化をされてしまいましたからね。(進行中)
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マレーシア航空機の消息不明を巡り、中国国内で、ベトナムなどと領有権を争う南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島に救助隊用の恒久的な基地をつくるべきだとの声が高まっている。
中国の救助隊到着に時間がかかったためだが、これを機に実効支配域を拡大しようとする思惑も見え、関係国は反発している。
「南沙諸島にふ頭と空港を建設し、海上で捜索や救助にあたる船舶と航空機の前線基地とすべきだ」。中国広東省共産党委員会機関紙・南方日報(10日)など多くの中国紙が、国政助言機関・人民政治協商会議委員を務める尹卓海軍少将の発言を大きく報じた。
同機に150人以上の自国民が乗っていた中国は、駆逐艦「綿陽」など海軍艦艇を含む10隻近い船を広東省などから派遣して捜索活動にあたっている。だが最初の船が現場海域に到着するまでに丸1日以上を要した。12日の中国系香港紙・香港商報は、「南シナ海に拠点を作ってこなかったのは痛手だ」との論評を掲げ、南シナ海での艦艇の展開能力強化を訴えた。