おはようございます
先週の事になりますが、奈良の唐招提寺と薬師寺へ行きました。
今回はお友だちのMさんとです。
まずは、唐招提寺の近くにあるレストラン大納言で、暖かいお蕎麦を食べました。
唐招提寺は中国の僧、鑑真大和上が739年に造られた修行の道場でした。当初は、経堂と宝蔵があるだけでした。
右が経堂、左が宝蔵です。(ともに国宝)
いずれも校倉様式の建物で、経堂は日本最古の校倉です。
こちらの金堂は、8世紀後半に弟子の如宝によって完成したと言われ(国宝)、天平様式のお寺です。
奈良のお寺は、京都と比べると広々として凛とした美しさがありますね。
金堂には、盧舎那仏、薬師如来立像、十一面千手観世音菩薩立像といった国宝の仏像が並んでいます。
写真は撮れませんでしたが、すばらしい仏像でした。
千手観音は本当に1000本の手があったようで、現在は少し消失していますが、大きな手が42本、小さい手が911本、合わせて953本の手が現存しています。
紅葉は少し早いかな?と思いましたが、緑から赤まで色んな色の葉があり、それはそれできれいでした。
こちらは、南大門です。
北原白秋の歌碑がありました。
「水楢(みずなら)の柔(やは)き嫩葉(わかば)はみ眼にして 花よりもなほや白う匂はむ」
今回、唐招提寺を訪れた最大の目的は、御影堂にある東山魁夷の襖絵だったんですが…、何と一般公開は6月5〜7日だけでした。
残念でした。
という事で、また来ようと思います。
小雨が時々降る中、人も少なく、静かな参拝でした。心が洗われる感覚の神聖な場所でした。
では、みなさま今日もすてきな1日を~。
