おはようございます
今日は今年一番の冷え込みでは?
名古屋で、最高12度だそうです。
きのうの夕方からぐっと冷え込みました。
そんな中、インフルエンザの予防接種に行きました。
本当は1週間前にも行ったのですが、風邪の引き始め?という感じだったので、1週間延ばしました。
夫以外は全員接種終了。今年はインフルエンザになりませんように
さて、今日はちょっと難しい話かもしれませんが、帰国子女の子どもを育てる時に自分も色々悩んだことだし、今、日本語を教えながら、考えていることでもあります。
母語(ぼご)って知っていますか?
その名の通り、母のことばです。生後、赤ちゃんは通常は母親の言葉を聞きながら育てられ、その言葉を習得していきます。これが母語です。
ただ、母親ではない人に育てられる場合もありますので、一番身近にいる人から受け継いだことばという定義になっています。
母語がしっかり確立している場合は、第2言語を習得する場合、母語に置き換えていけばいいです。ある程度以上の年齢になれば、それが可能です。
母語がしっかり確立していない場合に第2言語を入れると、どっちも中途半端になってしまう危険があります。
我が家の子どもたちは、幼少期をカナダで過ごしていますが、小学校からは日本です。なので、2人とも日本語はしっかり入っています。
小学校時代の6年は、母語を確立するのにはとても重要な時期だと思います。
7歳ぐらいの子だと、生活言語としての母語は問題ないですが、学習言語は知らないことが多いです。
例えば、mundo(世界)という言葉の母語を知らない子に、日本語の「世界」を教えるのは結構大変です。単に翻訳しても、母語の言葉を知らないので役に立ちません。
また、母語の語彙も少ないです。例えば、形容詞の多い⇔少ない、長い⇔短い、広い⇔狭いが、みんな大きい⇔小さいになったりします。
語学を勉強する上で、「母語の確立が大切」なのはそういうことです。
もちろん、子どもによって語学のセンスがある子とない子といった個人差はありますけどね。
海外で子どもを育てることになった場合、特に、小学生年齢の場合は、日本語と現地の言葉の両方を覚えなければならないので大変です。
日本語は、ひらがな・カタカナ・漢字と文字がアルファベットではないし、文法もかなり違いますから。
逆に考えれば、日本人が外国語を勉強するのも難しいですよね。
では、みなさま今日もすてきな1日を~。
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