おはようございます
今日も快晴ですね。
きのうの続きです。
鐘木館の入場料は200円ですが、二葉館との共通入場券が320円だったので、文化のみち二葉館 も見学することにしました。
二葉館は、日本の女優第一号の川上貞奴と電力王と言われた福沢桃介が共に暮らした家です。
2人は桃介が慶應大学の学生時代に知り合いますが、桃介は福澤諭吉の娘と結婚し、貞奴は川上音二郎と結婚し、アメリカやヨーロッパへ興行に行きます。
音二郎の死後、貞奴は桃介が木曽川での水力発電を進めるために名古屋に拠点を構えるのに同行し、この二葉館で一緒に暮らしていました。
2人のロマンスは、1985年のNHK大河ドラマ「春の波涛」でドラマ化されたそうです。
この二葉館、もとは、もう少し北にある東二葉町にあったのですが、現在の鐘木町に平成17年に移築されました。
オレンジ色の屋根、大広間、らせん階段、ステンドグラスといった洋館の中、奥には和室もあります。和洋折衷の建物は、大正ロマンを感じさせる造りとなっています。
鐘木館のステンドグラスとは全く異なり、風景や物語をモチーフにしたステンドグラスのデザインです。
当時、電灯が各家庭に1つあるかないかの時代に、煌々と電灯がつき、夜な夜な財政界人や文化人が集まるサロンとなっていました。
建物は、できるだけ当時の建材を使用していますが、新たに作った部分もあります。大広間の床も、古い建材と新しい建材の部分があり、色が変わっていました。
また、当時の窓や、電力分電盤などが展示されていました。
2階には、坪内逍遙をはじめ、城山三郎(直木賞)、小谷剛(芥川賞)、江夏美好(田村俊子賞)、春日井建(迢空賞)など名古屋を中心とする郷土ゆかりの文学者および文学作品を、資料やパネルで紹介しています。
こちらは、城山三郎の書斎を再現したものです。
桃介の若い写真を見ると、中々のハンサムでした。
大広間にいると、何だか大正時代にタイムスリップしたような気分になりました。
まだ他にも「文化のみち」には、見学できるところがあります。
また機会があれば、散策に訪れたいなと思いました。
ではみなさま、今日もすてきな1日を~。
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