漢方で見る白髪と内臓の関係 | インド伝統医学アーユルヴェーダのお菓子と施術@大阪平野区

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こんにちは。
自分を変えるアーユルヴェーダ活動家、スミヨシです。

こないだ白髪について書いたら、こんな記事を見つけました。

白髪の生える位置からわかる!?あなたの「内臓の不調」

漢方の先生が白髪の生える場所と内臓の関係を教えてくれているもの。先生いわく・・・

漢方理論で髪と関係しているのは「腎・肝・胃」の3つの内臓です。この三つが不調になると、白髪が出やすくなり、白髪が生える位置も異なってきます。

★後頭部の白髪/腎/耳鳴り、膝腰の疲れ、冷え、尿トラブル、肌老化

★側頭部の白髪/肝/目の疲れ、貧血、イライラやうつ、生理トラブル、更年期

★前頭部の白髪/胃/胃もたれ、便秘、腹痛、むくみ、口臭、吹き出物

これを見ると、私の右おでこ生え際に突如群生してきた白髪は、胃の不調と深く関係があったと考えられます。
私は、胃もたれこそないものの、当時は便秘と下痢を繰り返したり、むくみもひどかったり、吹き出物も出やすいので、かなり当てはまってると思います。
でもこれ、白髪占いみたいな感じで、ちょっと面白いですよね。カウンセリングにも使えそう。(笑)

一方、インドの研究者によれば、ヘナに含まれる ローソニア・アルバという成分は肝臓の毒素を取り除くのに有効であると言う報告があります。内臓と頭は、やっぱりちゃんとつながっているんですよね。

からだの変化は、変化した部分だけの問題ではなく、他の部分からの影響だったり、知らせるための信号だったり、要は全部関係しあっていると考えるのがアーユルヴェーダを含め、漢方や中医学などの東洋医学。
こうした考え方は、これから自分のからだを自分で守るためには、西洋医学と共に知っておくべきことではないかと思います。

とはいえ、頭に塗った(足裏に塗る方法もありますが)ヘナがなぜ肝臓に働くの?と思いませんか?

これは、いわゆる経皮吸収と言う、皮膚から体内に取り込む作用が関係しているのかと思います。なぜなら頭皮からの経皮吸収は他の皮膚からの3倍以上と言われており、それだけ体内に取り込む率が高いんです。
これは個人的にも、ヘナをやった後におしっこが緑色っぽくなったりすることもあることから、頭から吸収されて内臓に届いているのは間違いないと考えています。

そして逆に言えば、そんなに吸収しちゃう頭皮に化学物質だけでできたような石けんとか化粧品とかを使うのはどうなのかしら?と言うことも考えてしまうわけです。

自分のからだを大切にするときに、そういうことも考えていきたいですね。