人生を変えるアーユルヴェーダ活動家、スミヨシです。
前回書いた、「思ってても出来ない」っていうのは、本当に誰でも一度は思う一番やっかいなハードルではないかと思います。それは精神論だけではどうにもならないものであり、原因の一つはあなたのからだ（生活や食べ物）のせいかも知れませんよ、と言う話をしました。
それは私が、「思ったらやる」こと、つまり行動こそが物事を動かし、進化させて、事態を好転させると思っているからで、とにかく「やる」ことを激推ししているわけです。
そうしたら、すごく似たことを話している記事を見つけました。
「実践しなければ知識に意味はない」
記事によれば、とあるセミナーの統計データから「どんなに素晴らしいことを学んでも、実践する人は三割以下」ということが分かったそう。わざわざお金を払って時間を費やしてセミナーに行って、いろんなノウハウを教えてもらったと言うのに、実際は何もしない人が半分以上と言うのです。
学びとは本来実践のためのものであるのに、ただ知るだけで終わってしまうと言うのは、とてももったいないことですよね。
ただ、私もそういうところがあるので（笑）、人のことは非難できません。
以前にお役所の「すぐやる課」みたいなのが話題になったこともありますが、それぐらい誰でもすぐやることができないからこそ、やる内容はともかく「すぐやる」と言うだけで価値を持っているんだと思います。
実は私、アーユルヴェーダを始めて、すぐサロンを開業しちゃったと言う無謀者です。インドで体験したアーユルヴェーダのすごさと面白さに感動して、それを日本でもつたえたーい！！！と言う勢いと意気込みだけで始めちゃったわけです。
だから開業の時は、今思えば恥ずかしいぐらい未熟でお粗末なセラピストでした。ただ、私もバカじゃなかった。（笑）やっていくうちに自分の未熟さに恥ずかしくなってしまって、あとから勉強をどんどんしたんです。
でも、アーユルヴェーダの道は厳しい。
やればやるほど、その深さにはまって自分の未熟さが浮き彫りになるばかり。正直に言えば、今が一番恥ずかしいぐらい、私って本当に何にも知らないなあと思うんです。
本当に今は、よくもまあ、あんな状態で開業したもんだよなーとも思うんです。勇気がすごすぎる！（笑）
だけど、何かあって迷った時、困ったとき、悩んだとき、結局思い出すのは、あの時の初期衝動なのです。
「アーユルヴェーダってすごいんだよー！」
「アーユルヴェーダっておもしろいんだよー！」
「みんな、やったらいいのにー！！」
アーユルヴェーダを学んで面白くて、ただそれを人に伝えたい、その気持ちこそが大切だったんです。つまり、たとえ未熟であっても開業してしまったこと、間違ってはいなかったと思っています。
だって、アーユルヴェーダやヨーガなんてインド何千年の知恵ですよ。どんだけやったってこの人生でやりきった！完璧！なんてことはあり得ません。つまり、いつでも誰でも宇宙の枠から見たら未熟状態じゃないですか。
だから、すぐに始めたって、何年勉強してから始めたって結局、同じ道をたどったような気がするんですよね。自分の未熟さに気づいて、また学ぶ・・・っていう道を。
まあ私の場合、超未熟児だったんで、ちょっとアレですけど。（笑）
それでも「行動」したからこそ分かることがあります。行動して違ってたら修正すればいいし、足りなければ補えばいいし、すべてはやりながら調整していけばいいのです。
頭の中で考えているだけでは、いつまでたっても何も変わりません。結局は、行動あるのみだと言うのは、自分自身の体験からもその通りだと思います。
この記事の最後に、私がグッとくる表現があったので引用します。
キミが何かに志を立てて成功する人を目指すとき、必ず様々な学びを求めはじめるだろう。
そして素晴らしい学びと出会ったとき、心から感動し「鳥肌が立つ」経験をするときが来る。その瞬間を絶対に大切にして欲しい。
なぜなら、キミの内側にある何かが反応して、鳥肌が立っているからだ。
ある住職は、僕にこのような事を教えてくれた。
「何か素晴らしいことを聞いて鳥肌が立ったとき、それはキミ自身が天と繋がった証なんだよ」
誰かの悪事を聞いて鳥肌が立つ事はありえない。
鳥肌が立つときは、キミの過去からの遺伝子と内側の魂が反応して起こしている現象なのかもしれない。
あなたも、行動することでこんな細胞や魂が震えるようなものと出会って、どんどん大きく行動できるようになりませんか？
そのためには、自分の心とからだを良く見直すことから始めましょう。
今日のまとめ
「行動すれば人生が変わる」