思ってても出来ない | インド伝統医学アーユルヴェーダのお菓子と施術@大阪平野区

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アーユルヴェーダセラピスト12年目!
2021年にアーユルヴェーダのスイーツづくりを軸に
施術やカウンセリングもやってます。
アーユルヴェーダを多くの人に伝えるていきます。

こんにちは。
自分を変えるアーユルヴェーダ活動家、スミヨシです。

最近、私はゆるーく糖質制限をしています。基本的に、家では主食は抜くって感じです。
中でも厳しく考えているのが小麦。なので、パスタやパン、うどんはほぼ食べてません。とか言って、こないだ数カ月ぶりにパスタ食べちゃいましたけどね。(笑)そういう緊急事態のために、普段は極力取らないようにしているわけです。

でも、2年前の私なら、こんなことはできなかったと思うんです。焼肉屋に行っても、ビールよりご飯をもらいたがって邪道扱いされるようなお米大好きっ子でしたし、パンやパスタも大好きでわざわざ美味しい店まで行ったりするのが当たり前でしたから。

そう、どんなに素晴らしく効果があると分かっていても、人からいくら良いって言われても、本を読んで内容は理解していても、それをやるかどうかって別の話ですよね。

自分でやらない
やりたくない
別にやるひつようがない
そう思っているなら何の問題もないけれど、

やったらいいと分かっている
やってみたい
でも出来ない
そういう状態はすっごくストレスだと思います。

じゃあ、なんで出来ないのでしょうか?根気とか、気合いとか、やる気とか、集中力とかあれば出来るのでしょうか?じゃあ、どうやってそれを出せるんですか?そんなの無理ですよね。これは、精神論だけではないのです。思いを行動に移せないのは、からだに行動に移すパワーがないと言うことにほかなりません。

心とからだは常に相互作用しています。アーユルヴェーダやヨーガでは、ここに魂というものも加わって、三位一体であるとも言います。つまり「私」と言うものは、普段は心とか意思とか言う「自我」でか感じていないけれど、それが宿っているのは肉体と言う物質的な生きる機械であり、さらには「魂」っていう大きな意志を持つエネルギーの元に存在している、という考え方です。

まあ要は、からだの状態が良くないと心も悪くなってくるし、心が落ち込むとからだの活力も落ちる、という当たり前の相互関係があると言うことですね。

そういわれても、からだなんて悪くないと思うかもしれませんが、
熱がない
痛いところがない
骨が折れていない
病気と言われていない
からと言って、健康ですか?うん、健康と言うより、「健全」と言う方が分かりやすいかもしれません。病気ではないけれど、決して健やかではない状態。

あなたの食べているものが、あなたの細胞になって、あなたの体を作っているんです。ファストフードや添加物ばかりの惣菜や市販のスナックを食べ過ぎてないですか?
もし、心当たりがあるなら、そのせいであなたの胃や腸や肝臓や脾臓なんかが苦しんでいるかも知れません。そして、その修復にパワーが必要だったり、脳に必要な栄養や充足感をもたらすエネルギーが届かないことが起こってるかもしれません。さらに、そういう食べ物からつくられた細胞であなたのからだが出来ているとしたら…それは「健やか」な状態でしょうか?

からだに良いものを食べなさい、と言うのは、そういう意味で正しいと思います。それは物理的な意味でもあるし、アーユルヴェーダ的には栄養素やカロリー以上にエネルギー的な意味での「良いもの」「良い食べ方」を推奨しています。
もちろん、「良いもの」っていう定義はとってもあいまいで、世の中にたくさんありすぎて困るところでもあるけれど、私は自分に合っているかどうかでいろんな解釈があっていいと思います。私も自分なりに基準を持っているし。

「思っているのに出来ない」

もし、あなたがそうなら、気合いを入れるために何かしたり、目標を書いて壁に張る事よりも、毎日の食事や生活を健やかにすることを考えてもらいたいです。
私も前の仕事をしていた時に比べて生活や食事が変わったことで、どんどん思っていることができるようになってきたと思います。そして行動できると、その行動によってまた良い変化が生まれます。
だから2年前にはできなかった低糖質生活に、今になってようやく踏み切れたんだと思います。こうして食べ物を良くしたら、また考え方もクリーンになって、もういいサイクルしか生まれないですよね!(笑)

今日のまとめ
「思っているのに出来ないと感じたら、
食べているものを見直そう」