うれしい退院 20141217 | つんこのブログ(肺がん&脳転移 闘病日記)

つんこのブログ(肺がん&脳転移 闘病日記)

脳出血のため左半身麻痺、重度障害者の妻。2014年10月、小細胞肺がんが脳転移した状態で見つかりました。
2017年2月に亡くなるまでの2年余り、山あり谷ありの日々。悲しいことだけではなく、楽しいこともいっぱい!
私が記録したメモや記憶をブログに綴っていきます。

1回目の抗がん剤治療がうまくいった。副作用も今のところはない。

主治医のO先生が「17日に退院しましょうか」と言ってくれた。

「やった!」妻は飛び上がりそうな感じで喜んでいる。

僕は前日から病院に泊まっていた。17日は朝10時に退院。大学病院から11月19日に転院してから約1ヶ月間入院していた。驚いたことに、その間に荷物が倍に増えていたのである。片付けが予想以上に大変だった。

車まで3往復して荷物を積み込み、会計を済ませてから二人で病室を出て、エレベーターに向かう。

ナースステーションの前を通りかかったとき、僕達を見つけた看護師が「○○さん、お帰りでーす!」と大声で叫ぶと、ナースステーションにいた看護師全員が出てきた。

次々に「おめでとうございます。おうちでゆっくりして下さいね。」と声をかけてもらい、少し照れくさいながらもお礼を言ってエレベーターに乗り込んだ。

入院中も毎週土日には外泊していたのだが、退院の開放感は全然違う。

まずはデニーズでモーニングを食べ、妻の大好きなニトリで買い物。トイザらスでジグソーパズルを買って家に帰る。ジグソーパズルは2年程前から妻の趣味になっている。

夕食はスーパーのお惣菜などで簡単に済ませ、入浴して早めに就寝。

翌日、妻は早起きして筑前煮を作る。そして昼前から二人で外出。ジュンク堂で時間を過ごし、妻は「まんが 日本の歴史」を3冊とぶたぶたシリーズの小説を買う。明日から僕は会社に行く。妻は日中、独りで過ごすことになるから、本とパズル、妻の好きなものがそろった。

夕食は筑前煮。結婚して33年。毎日、妻の料理を食べてきたのだが、世間の旦那さんと同様、美味しいとも、不味いとも言ったことがなかった。

今夜の筑前煮ほど、妻の料理を美味しいと思ったことはない。妻の料理をこれからもずっと食べていたいと思う。