ハヤカワ文庫から出ている、がん~4000年の歴史~という本だ。
上下巻あわせて800ページを超える大作。
迷ったあげくに購入した。しかし当時は妻の介護で読む時間がないため、本棚にしまっておいた。
妻が亡くなり、ようやく4月頃から読み出したのだが、通勤電車の中だけで読んだので、今日ようやく読み終えた。4ヶ月もかかってしまった。
がんは4000年前から不治の病として人類に恐れられてきた。まだ「がん」という名前もなく、原因もわからず、もちろん治療方法もない。
19世紀から20世紀にかけて、研究者達は試行錯誤しながら、荒っぽい外科手術や毒のような薬での治療を実施。今では考えられない程恐ろしい治療を施しては失敗し、また新たな治験に挑んだ。
21世紀に入り、新しい診断方法や治療方法が次々と確立され、分子標的薬なども開発されてきた。
人類とがんとの戦いはこれからも続き、次々に新しい治療が始まっていく。
こんな内容の本。途中で読むのがしんどくなる箇所もあったが、なんとか読み終えた。
実用的な本ではなく、誰にでもお薦めできるものではないが、興味を持たれたら一度書店で手に取ってみればと思います。