朝は7時すぎに看護師が、検温や食事量の確認にくる。入院生活の朝はこれから始まる。
今日は検査が一杯。午前中に胸腹部と歯のレントゲンと歯科の診察。抗がん剤治療の前に歯と歯ぐきを治しておくらしい。少し虫歯があるので、早速治療開始。
午後は脳のMRIとCT。放射線治療科の診察も。検査が続いて妻はぐったり。
放射線治療科のN先生「脳に腫瘍が6つあります。右前頭葉に38ミリの大きいのがあります。他は右視床、右後頭葉、小脳などにも。来週からサイバーナイフの治療を1日に1~2回で合計13回行います。」
大学病院では4個と言われたが、6個もあるなんて!さらに二人でガックリ。気分転換に病院の外を散歩。11月も下旬になり少し肌寒い。
妻がカーディガンが欲しいというので、僕は家まで取りに帰る。また、シャワー後に脱衣所が寒いので、小さなストーブも持ってくる。
夜9時に病院に戻り、妻をシャワーに入れて今日の1日が終わる。
妻は疲れてすぐに就寝。僕はこれからの事を色々考える。妻のがんはステージ4。既に遠隔転移してると4期になるそうだ。毎日ネットでがんを調べている。調べれば調べるほど、不安になってゆく。
これからの治療は苦しいだけで、本当に効果があるのだろうか。効果は人によっても違うらしいし、妻に効くのだろうか。すべて悪い方に考えてしまう。あと1月ちょっとで正月。妻は生きて新年を迎えられるのだろうか。