■『男の魅力』余話

2007年9月3日号「男の魅力」には、普段より多い10通ほどのメールを
いただきました。その一部をご紹介します。

★男の魅力 http://www.e-comon.co.jp/magazine_show.php?magid=1929

1.たしかに「見た目」ではないけれど・・・愛知県Kさん(女性)

大きな声では言いませんが、同感!!と思いました。

男はこうあるべき!など古いといわれるかもしれませんが、やはり男
はぐいっと女性をひっぱるだけの魅力を持っていて欲しいものです。
そして、女性を使いこなしてもらいたいものです。

男性も女性も魅力は「見た目」ではないけれど、「見た目」に醸し出
されてしまうものがあると私は思っています。
以前の会社の社長は、背は私より低く、ある競技の国体選手だった事
もあり、お尻が大きく、格好良いといわれる外見ではありませんでし
たが、「大きい人」に見えました。

それは、胸を張り、声が通り、磨かれた靴を履き、よれよれではない
服を着ていたこともあると思います。そして、何より、気遣いが素晴
らしかったです。
もてる男は「マメ」です。もてる男は「同性が頼る」です。
これからもメルマガを楽しみにしております。

<武沢より>
>もてる男は「マメ」
 周囲のもてる人を見ているとたしかにその通り。耳が痛かったです。
 
2.ええ話ですよね Fさん(兵庫県、男性)

実は、さきほど、社労士さんとお昼ごはんを食べている時、彼がふと、
あの武沢さんのメルマガの“もてる男”、ええ話ですよね。と切り出
したので、私も同感で、お互い意気統合しあえ、嬉しい楽しいランチ
タイムとなりました。

特に、男として気っ風が良いこと。責任が取れ、出処進退が潔い事は、
自ら強い意志を持とうと努力し続ける事で可能になると信じています。

本日もありがとうございます。

<武沢より>
 ランチの話題になってうれしいです。
 
3.女性パーソナルコーチ Nさん

いつも、考えるポイントをくださるメルマガをありがとうございます。
読者のNと申しまして、パーソナル・コーチをしております。

一読ですっと腑に落ちるメルマガも、愉しくありがたいのですが、
「私なら、こうかも」と考える余白のあるメルマガも、またありがた
く愉しいです。

個人的な話で恐縮ですが、
ちょうど最近、ある男性に「この腰抜けめ!」と腹をたてており(苦笑)

>●気っ風が良いとは、ハラがすわっていることや、責任が取れるこ
>とや、出処進退が潔ぎよいことなどを言う。

というところでは、ああ、男性から見てもこれは「男の魅力」なんだ
な~と思った次第です。

「ハラがすわっている」ということを、どんな細部への表れで認める
かは個人差があると思いますが、
お金にしても、時間にしても、相手が自分に費やすものを貴重と愛で
た上で反応をするひとは、「返すもの」が、どのような形をとってい
ても、なるほどな~、その人らしいなと納得してしまいます。
こちらにとって、実はうれしくない反応でも、
そうだったのか~と、素直に思わされます。

逆に、「自分の都合しか、目に入っていない男」は、口でなんと言お
うと結局は、志のない腑抜け・腰抜けの類だと私は思っています。
(暴言失礼。)
惚れる、惚れないの対象外です。

男性に求めるものは、女性自身が、自分に求めているものかもしれな
いですね。
「男の魅力」への反応は、女性陣からの方が多いかもしれません。

「男の魅力」、私は武沢さんの文章から、こういうことを考えました。
とりとめなくなり、失礼をいたしました。

<武沢より>
 パーソナルコーチらしい鋭い視点ですね。参考になりました。
 
4.野良犬になることで男の魅力が上がる 群馬県 U社長(男性)

オレも今年で53才。ついにジジイだな、と時々思うが、武沢さんや、
ルー大柴もオレと同年なのを刺激に、老け込むのはまだまだ早いと考
え直す次第。それに、
高田純次、中尾彬、根岸徹、江守徹、津川雅彦、渡哲也、など、若い
女に人気の60代ジジイパワーをみると、自分も、もうひと花も、ふた
花も咲かせねば、と。
 しかし故郷にこうして帰ってくると、ともに青春賛歌を歌った仲間
も今ではすっかりハゲあがり、背中が丸くなって加齢臭を放つやつら
もいたりする。だが、そうした外見よりも何よりも、魂の湿気がなく
なってカサカサになってしまった奴らがオレは許せない。
長年、サラリーマンやお役人として無難な毎日を過ごすと、こんなに
も目が腐り、飼い犬根性丸出しになるのかとおどろきすら感じる。
自分は40才という遅まきながらの開業だったが、今思えば、あの時
勇気をだして首輪を捨てて良かったなと。
男も50代になると、すでに男じゃなくなるヤツが多い。かみさんや
上司に股間を握られたのか?そんな情けない股間なら、とっとと呉れ
てやって、裸一貫、今からやりなおせよ、と言いたい。
自由に使える金がないからといって、そこまで魂が萎縮しちゃいかん。
金があってセクシーな50男であれば、ただそれだけでもてるのだ。
金があるセクシージジイになるには、まず野良犬になれよ。
武沢さんの「男の魅力」を読んで、オレ様が本当にもてるのはこれか
らだ、思い直している次第だが、いかが。

<武沢より>

なるほど、その通りだと思います。
たしかに、同世代でいつでも一緒に遊べる人って貴重な存在ですよね。


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■読者メール

1.私の体験 福島県 会社経営男性 53才

武沢さん、メルマガ、毎日拝見しておりますよ。益々のご活躍、うれ
しく思っております。
なかなかできない体験をいたしまして、この想いを武沢さんにお伝え
したくて久しぶりにメールをお入れいたしました。

 3日前、高速道路でガードレールに激突し道路を右、左とぶつけまく
り、最後はスピンして左側の側溝がわにとまりました。
ご存知の私のクルマのクラウンは大破して、エンジン部分から煙がも
うもうと立ち上がっていました。

お伝えしたかったことは、この事故の数十秒、私は意識がしっかりし
ていて、すべて覚えていて、そのときいろいろ考えてました。

「ああ、これで俺は死ぬのかな」と、かすかに頭をよぎりましたが
家内の顔、娘息子三人の顔が浮かんできて、
「こんなもんで、俺はつたばれないんだ!」と、なんか強く思いまして
どうなってもいいから、思いっきりブレーキを踏んでました。

奇跡でした。

体全体は強い打撲でしたが、腕のところをかすり傷だけでした。救急
車で病院に駆け込まれましたが、みんなびっくりしておりました。
昼過ぎには、会社にもどり、その足で先祖のお墓にお参りしてきまし
た。
家内は泣きそうな顔していましたので、相当首の周りは痛かったです
けど、おくびにもださず、普通どおりにその日はすごしました。
いつもの晩酌もやりました。

あの夢のようなことから2日経ちましたが、一度死んだ自分を意識した
ため、なんか、生き返った感じがしてならないです。

神に、助けていただいた。強く、そう思います。

急に、そんな私に、ほかの人にできることは、何でもしたくなりまし
た。お金でもなく、地位でもなく、見栄でもなく・・・

なんと言っていいかわかりませんが、「生かされている自分」を実感
しています。

長くなって恐縮です。普段どおりメルマガを読んでいましたら武沢さ
んにこの想いを伝えたい衝動にかられ、メールを入れました。
「誰かにいかされている自分」これ、絶対に忘れないつもりです。
こんな経験をできた自分を、必ず自分に、そしてほかのかたにも役立
てていこうと強く考えています。

今日は、相変わらず4時に起きてバリバリ仕事をこなしております。
自分でも、信じられません。

     お互い、間をとること、忘れずにしたいものです。

<武沢より>

相馬野馬追(そうまのまおい、 http://www6.ocn.ne.jp/~nomaoi/
をご案内いただいて以来ご無沙汰していました。
それにしても、ものすごい体験をされましたね。助かって本当に良か
ったです。
そんな時、ブレーキを踏みつづけるのが良いのかどうかわかりません
が、「こんなところで死ねるか」の思いが勝ったように思います。

2.「覚えておいでですか?」・・・ 男性Yさん

以下の件、覚えておいでと思います。私も同調して早速支援させてい
ただきました。
その後しばらく忘れていたのですが、久し振りに思い出してページを
訪問してみたところ05年9月7日付更新のままで、結局夢だけで終わっ
てしまったのですね。
少々感動して、その感動に自分も酔っただけかな、と。
少しだけ夢を見せてもらった代償ということでしょうか。
残念と言うより、がっかりですね・・・武沢さんの責任、と言うこと
ではないのでしょうが。

http://www.yuzo.net/

<武沢より>
彼の夢は完全に終わったのでしょうか?もしそうなら、彼はお金以上
のものを失ったでしょうね。
私も彼の夢をお金で応援しただけでなく、メルマガで告知協力までし
て差し上げました。読者の方も、それに乗っていただいた方が多いと
思いますが、夢にかける人の出処進退としてはお粗末ですね。

【今日の言葉】

 「今の若い世代にもっとも欠けているのは『屈辱感に耐える』訓練であ
 る。この訓練が行われないで、そのまま社会から大人あつかいされると、
 おのれのすること、なすことはすべて正しいと思うようになる」
                (遠藤周作)
  
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『優秀な人材像』


●「優秀な人材像を語ってください」と百人の社長にインタビューす
れば、おそらく70人はこう答えるだろう。

 ・・頭がよくて、社交性があって、話し上手な人・・

●ところが、現実はどうだろう。

実際に中小企業で社長を補佐する経営幹部を見ていると、ほとんどが
その真逆である場合が多い。
例えるなら、頭の回転が遅くて、社交性に欠けて、口べたな幹部。

でもそれは悪いことだとは思わない。むしろ、そうした人が財産だ。

●過日、「来年に講演をお願いしたい」と、ある人から電話がかかっ
てきた。この講演会にかける彼の思いのたけが語られた。

立て板に水の如く、という表現があるがそんな生やさしいものではな
く、機関銃を撃ちまくるかのようにあちこちに話題が飛び火し、しか
も猛スピードで話しまくったあげく、最後になって、「そういうこと
ですので武沢先生、あとはメールしますのでよろしく」と電話を切っ
た。

もし彼が担当営業マンだったら、きっと担当替えを要求するか、ある
いは、その会社とのつきあいをやめるかもしれない。

●よくしゃべる営業マンには気をつけよう。口数が多い社員にも気を
つけよう。

ある会社の営業マンA氏は、受注がとれずに困っていた。会議のたび
にA氏は売れない理由を語る。

・業界全体が厳しく、この地域に物件情報そのものがありません
・ライバル社が、相当深く食い込んでいるようでうちが入り込む余地
 がありません
・うちの価格は高すぎるようで、今のままでは相見積もりに勝てませ
 ん

●売れない理由をこれだけ説得力充分に語れるのも何か変だと思った
私は、社長に進言した。

「社長、A君の行動の裏をとってください」

●翌日から、社長はA君の日報をさかのぼって調べ、先月訪問した相
手先の担当者や社長に電話をかけた。

「先日は当社の営業のAがお世話になり、ありがとうございました。
今回は他社様にお決めになったとAから報告を受けましたが、もしお
差し支えなければ、その決め手は何だったのでしょうか」

こんな電話を何十本もかけた。一部の客先には、アポをとって社長自
らが菓子折り持参で出向いた。

●そして、二社に一社は率直に教えてくれた。

そして、その回答はA君の報告内容と相当ずれていた。つまりA君自
身、なぜ売れないかを憶測で語っていたのだ。もちろん、憶測とはい
っても一番現場に近いところにいるわけだから、でたらめではない。
一部は、たしかにA君の言うとおりだったが、大部分は違っていた。

相手はこう言った。

・A君は、他社製品の悪口を言ってこきおろしてばかりで聞き苦しい
・自分がしゃべるばっかりで、こちらの考えに興味がないようだ
・約束の時間に遅れてきて、詫びもしない
・彼はいつもたばこ臭い
・・・

●A君自らも、売れない理由を作っていたのだ。
営業会議でいくら新しい販促アイデアを出したところで効果が出るは
ずがないのだ。

●昭和のカリスマ経営コンサルタント・一倉定氏はこう語る。

・・・
セールスマンの適格者は、頭の回転が遅く、社交性に欠け、口が重い
ことである。
「陰ひなたなく、根気強く」こそ、セールスマンに要求される最も大
切なものである。
・・・

★一倉定の経営心得
http://www.jmca.net/booky/keieikokoroe/kokoroe.html

●何となく描いている優秀な人材像、その焦点を合わせ直してみよう。
『インターンを終えて』


■先週で、大学生に対するインターンシッププログラムを終えた。

中小企業家同友会事務局からの依頼もあって、当社として初めてイン
ターン学生の受入を決めたのが今年三月。

その際、事務局から「学校から単位が出るインターンシッププログラ
ムなので、アルバイトみたく給料や交通費は払わないでほしい」と言
われた。

「じゃあ、うちは何をすれば良いの?」と尋ねると、
「武沢社長にお任せします」とのことだったので、
「カバン持ち程度の雑用でもよろしければ」とお受けすることにした。

■「経営に興味があり、経営者の方がどのようにモティベーションを
保っていらっしゃるか学びたい」という要望をもつ学生を我社に割り
振ってくれた事務局。一見すると、ナイスジャッジにも思えるが。

■将来、もの書きを目指しているとか、経営コンサルタントになりた
いとか、インターネット広告やメルマガに興味があるという方なら、
きっと我社は感激してもらえる職場だったと思う。

だが、福祉関係志望の方にとってはどうなのだろう?と手探りの10日
間だった。

■講演などで外出するときにはカバン持ちをお願いし、経営相談会に
も相手の方の許可を得て彼女の同席を許可し、オフィス内では新たな
市場作りのためのDM名簿作成など、非定型の仕事をお願いした。
そうした合間をぬって、私から60分から90分の個人研修を施したりも
した。

■彼女はよく努力されたと思う。こちらも、やるべきことはやってあ
げたつもりだ。

それでも、それでも、だ。
彼女はきっと不満だったと思う。もっといろいろなことを教えてほし
かったと思っていることだろう。
私も不満だった。もっと貪欲に、突っ込んでいろんなことを聞いてく
れよ、と。

■会社は学校ではない。
経営に関して興味がある、という程度の人に経営講座をしてあげるゆ
とりと気持ちはない。
「興味があるから知りたい」という程度では教える気にならないのだ。

なぜなら、いつも身命を賭して経営に取り組んでいる経営者と接する
毎日だから。それを横から見てもらう場を差し上げるのが当社のイン
ターンシッププログラムだ。

■学生の学ぶ姿勢の甘さや気迫の乏しさは彼女自身の問題ではない。
学生という非・社会人がもつ切迫感のとぼしさを、私が勝手に感じて
しまうものだ。

■インターンシップを終わったばかりの今、あえて言いたい。

インターン学生に必要なことは、企業側から提示されたメニューを
消化することではなく、ドンドン質問することであり、門を叩くこと
である。
こちらは、学生が門を叩くための時間を10日間差し上げたつもりだ。
社長や先輩から与えられた講義を受けることだけがインターンではな
い。

■料理人になるための第一歩は現場で皿を洗うことであり、鍋を磨く
ことであり、包丁を研ぐことだ。必要によっては、そうした毎日が何
年も続くことがある。
料理人の第一歩が、教室で料理の授業を受けることでは断じてない。

そうしたことをどれだけ理解させてあげられたかと思うと、私も少々
悔いが残る。

■インターンに来てくれた山崎さんという女子学生の名誉のために申
し上げるが、彼女は一般的な21才の同期生の中にあっても遜色ないほ
どよくがんばったと思う。とてもガッツのある子だ。

■だが、こうしたインターンシップというものに対する認識ギャップ
が最後まであったせいか、おそらく彼女にとっても、私にとっても食
い足りない二週間だったことだろう。

■提言
インターンシップは事務局が割り振るのではなく、企業側も学生側も
相手を望む状態でやらせるべきだろう。