「興奮や情熱は伝染するんだ。
自分が本当にやりたいと思っていることに情熱を注げば、
相手は自然と引きつけられるものなんだよ」
by 「7日間で人生を変える」ポール・マッケンナ著
前回 の続きです。
地元の夏祭り、次にスピリチュアル系イベントにコサージュを出店。
直接お客様と交流することによって、喜んで頂いている実感を得て、
それは、少しの自信と大きな喜びに繋がった。
しばらくして、1通のメッセージが届いた。
初対面の方からである。
「遠隔でわたしのオリジナルコサージュを作って頂けませんか?」
その方は、スピ系イベントで出店していた人で、会場で私のコサージュを
遠巻きに見て、気になっていたそう。
友人が作ってもらったコサージュを見せてもらい、自分もほしくなったとのこと。
私 「わ~い!オーダーが入ったわ~。嬉しい~♪」
「・・・でも、遠隔だなんて私にできるかしら?」
「透視能力とかもっていると思ってるのかな~?」
「遠隔ヒーリングとかならわかるけど、対面しないで大丈夫かな~?」
『遠隔』という、初めてのリクエストにビビッておりました。
私は、正直に自分の心のうちをお伝えすることにした。
遠隔でコサージュを作ることは初めてであることと、
お会いしないとなると、お客様のイメージや雰囲気を正確に
キャッチしきれなかったら申し訳ないと心配しております。と伝えた。
すると思いもよらないお返事が返ってきた。
「自信がないだなんておっしゃらないで、どうぞ自由に感じられたものを材料として、
コサージュを作っていただけませんか?」
ななな、なんと寛大なお方!
作家冥利につくとは、まさにこのこと!
このお言葉に勇気100倍頂きまして、めでたくオーダーを頂くことに。
「そのお言葉を頂いたからには、是非ともやらせて頂きますっ!」という心境。
お客様のブログを拝見させて頂き、足りない部分はご質問させていただこうと思ってました。
ブログを見てイメージを膨らますという初めての試みで、疑心暗鬼な部分もありましたが、
拝見しているうちに、私の中でイメージがフツフツを沸いてきて、
その他の質問はいらないまでに、クリアーになっていました。
私はそのイメージが消えないうちにと、すぐに創作にかかりました。
実際問題、そのお客様はすべてオマカセだったので、
出来上がったコサージュをお気に召して頂けるかどうか、不安な気持ちもありました。
しかし、創作中はその不安な気持ちを遠くに置いて、イメージに集中することに徹しました。
嬉しいことに、出来上がったコサージュをとても気に入って下さり、
友人からも「あなたらいいわ」とか「合っているね」と言って頂けたとのこと。
「遠隔」・・・・・新しい発見でした。
でも、この時点で私はこの「遠隔」でコサージュを作るということを
メニューにてやっていこうとは考えていませんでした。
今回のような寛大なお客様は特別だと思っていたのです。
まさかこんなに“怪しい(?)コサージュ”にオーダーを頂けるなんて考えてもいませんでした。
しかし、
ビックウェーブは、私を未知の世界に招いているようです。
さあ、どこへ行くのでしょうか?
続く・・・。