【大和生活法】
第四:自分に適当な運動をしているか。
長く強いられるおうち時間。
適当な運動は、今私たちの重要課題の1つかと思います。
適当な運動を考えるにあたって、
念頭に置いておきたいのが、
「運動」というのは、その人によらねばならないということですね。
*かなり過激に運動も良いし、
*場合によっては柔軟運動が良いし、
*また場合によっては静坐・調息あるいは散歩といったものが良い。
「運動」そのものがその人に適するとは限らないのですね。
どんな運動をしたら、心地よく過ごせるのか、考えていきたいですね。
ハンモックヨガお薦めです
(とか言いたいですが笑)
私の話になりますが、ヨーガを学び、12年。
その前に5歳~18歳までクラシックバレエを習っていたので、ある程度の体感術は身についた上で
ヨーガを学び始めたのでした。
が、私にとってヨーガは、体の初期化を促すものであり、
「運動」として捉えるならば、非常にストイックで厳しい試練でした。
過激と柔軟と調息が全てミックスされた感じです苦笑
本来インドから学び伝えられているヨーガは、”体を動かす意識を高める方法”を学び得るものであり、
“型”よりも”意識” そう捉えられるようになったのは、ヨーガを真剣に行って最低でも1年はかかりました。
どこまでの動きをどのタイミングでどう行うと、体の型から意識が深まるのか、
経験を積み、ある程度理解した上で、ヨーガの講師として使命を授かり9年目。
古伝ヨーガを分析しつつ、ヨーガを心底深めた経験が無くとも、
心身整えるのに効果的な方法として、
ハンモックヨガを考案・提唱し続け、お薦めしています。
ハンモックを扱う経緯にあたっては、不安定の中に安定が生まれることを体験し、
”効果的に腰や背骨を動かすこと”を中心に考えてポーズや流れを作り上げています。
あともう一つ
”楽しい♪と思える感覚”もとても重要ですね。
また、自分に最適な「運動」を見つけるにあたって、
今の日常生活の動きも「運動」の内に入れて考えるということも重要です。
日常生活で同じ姿勢で動いていたり、草むしりをしていたら、腰が痛くなったということ
ありがちですよね。
それは体にとって「運動」はしていましたが、意識が向いていなかったので、効果的な運動ではなくなっている
と思うと理解しやすいと思います。
ボディーワークの超専門家 仙川スタジオでお世話になっている、
八田永子先生が最近シェアしてくださったとても素晴らしいメッセージをシェアさせてください。
「STAY HOME の陥りがちなことは、運動も勿論大事ですが、家族が定位置になっていることです。
その時間の方が長いのでカラダに思わぬ歪みが発生していきます。
家族の座る位置(立ち位置も)が決まってくると、話す時の向きが定まってしまい、
そちらにだけカラダがねじれ、それに対して下半身も緊張したり調整したりしますので、
片ヒザが痛くなったり、腰に違和感が出たりします。
家にいる時間が多いと必ず出てくるカラダの歪みです。
是非席替えを。
やってみると、慣れ過ぎたカラダの動きに違和感出ますが、
そのこと自体が歪みなのでご理解下さいね。」
私は今、毎日 床を拭きそうじし、家の中で場所を変えて作業したり、
座るものも変えています。
体は言わば私たちの「意識」を宿わせる大切なお寺。
日々健やかに生きるためには、日常にいつもと真逆の要素を取り入れて刺激をさせて活性化させるのも良い運動の1つなのですが、
日常生活の中で、体がねじれないように解放した状態を体と意識に覚えさせること。
も大切なのですね。
また近いうちにハンモックヨガ スタジオが解放され、
皆さんにとって日常ではなかなかアプローチできない場所
(背骨周りの細かい筋肉や腰の奥の方)を解し、笑顔になれる時間を共有したいと
切に祈ります。
「運動」というカテゴリーでは、伝えたいことが多すぎて支離滅裂になってしまってすみません。
では、また明日♪
万菜美