【大和生活法】
第三:自分の心身に害する悪習慣はないか。
悪習慣のあるなしを自ら観察するチャンスですね。
例えば、現代人に多い悪習慣の1つ
“ついついスマホでSNSを見てしまう”
ですが、悪習慣とはいえど、ほどほどには必要なことですよね。
では、どんな段階で悪習慣という位置付けになっていくのか、
についてしっかり考えてみると良いのです。
完結に習慣性と悪習慣とのボーダーラインは、
“二次災害が起こっている”こと。
スマホを見ているという行為の度が過ぎると、
● 眼が疲れる
● 時間が奪われる
● 心身のダメージを及ぼす
に繋がります。
わかっているのに止めることがなかなか難しい。
これは、脳の性質が強く関係すると言われています。
始めた頃は、
それを行うと”単純に心地よくて始めた”
のですが、度合いが増せば増すほど、
脳から出させるドーパミン(快楽ホルモン)が大量に分泌されていくことで、中毒性が高くなります。
つまり、自分で作り上げた安定した意識を邪魔されるのが嫌で、結局同じ行為を繰り返してしまうのです。
それを克服させるには、意識の改革が必要ですよね。
ここで、私が学び続けている、上座部仏教のマインドフルネスの話を始めたいところなのですが、最初からお話するには、順番がありますので、ここは割愛して、
今回のテーマ 悪習慣は?と向き合うにあたって、
役に立ちそうな知識を記述します。
一番意識して欲しくないのは、”自己否定"するということ。
仏教では、波羅密多(パラミタ;完璧なさ、完成の意)は、
歯を食いしばって、我慢の上に完成されるものではなく、
握りしめる力や、緊張感が薄れるに従って完成されていくものだ。
とされています。
変えたくない、握りしめているコト・モノに氣づき、手放し、許すことで緩み、
安心感から本来の正しい習慣が見つかってくるですね。
もう1つ、仏教では、ロバ(好き)・ドサ(嫌い)・モハ(無知)の3つを3毒と言います。
日本では、貪り・増悪・無知ですね。ただし、悪いやつではないです。
実際私たちは好きなものばかりを選ぶ習性
嫌いなものを避ける習性
それによる怠け心、無意識に要因に気づかない無知
という習性の3つのことに当てはまります。
あるあるですね~。
そして、この3つの習性は発生速度が速くて、なかなか自分がどの習性に向いているのかを判断しづらくて、
気づいたときには人生3つの毒の決断の上に乗っかって進んでしまいます。
なので、少々面倒ですが、この3毒を基準に悪習慣について見直してみませんか?
さて、私は今、どんなパターンを作ってしまっているのでしょう。
習慣を考え出すと、後にも先にも止まらない笑
「人生は習慣の織物である。」
-アンリ・フレデリック・アミエル-
今日は(4/22)アースデー🌎✨
地球にとっても
自分の魂にとっても
美しく素晴らしい織物を降り続けられるよう、
ちょっとだけ努力してみると、
結構楽しいです♪
あくまでも、「楽しいと思える範囲」でどうぞ。
では、また明日♪
万菜美