笑顔あふれる学びの場づくりコンサルタント

ワークショップデザイナー 清水千絵です

 

 

『新型コロナウィルス感染症と私たち』

オンラインで実施しました~


※ワークショップでは、
以下の教材を使用しました。
無料ダウンロードできます! 
 

 

参加者は、

静岡、仙台2人、東京、神奈川、秋田の6人。

 

 

 

アイスブレーキングは「昨日の夕ご飯」を、

絵に描いて紹介しました。

 

 ちなみに、うちの夕ご飯は。。。たこ焼き!&🍺 

 

 

・何を食べたか

・誰と食べたか

・どこで食べたか

・その時の気持ちは

 

を発表してもらいました。

 

*アイスブレーキングとは・・・

ワークショップなどで、はじめて会う人と同志の、

心の緊張を「氷」に見立て、

その氷を砕いて溶かし、

話し合いがしやすいように行する、

ゲームなどのこと。

 

 

初、zoomでブレイクアウト、

うまくいってよかったー。

 

 

全体共有では、

「みんな、絵がうまかった」

「豚小間を使っているのが共通していた」

など、ほっこりとしたところで。

 

 

いよいよワークショップに入ります。

 

 

①私の気持ち

 

コロナが起きてから今日まで、

自分の中に沸き起こった気持ち。

 

いろいろあると思うけど、

一番近いものに3つ○をし、

理由を考える。

 

個人作業を5分した後、

一人ずつ発表し、まとめます。 

 

私のきもち、こんなん出ました。

 

zoomのホワイトボード機能をうまく使いこなしたい。

カレンダーの裏紙を壁に貼って書き出す…

何ともアナログ


不安が最も多く、全員。


・何が本当か分からない。

・この先どうなるの?

・病気自体、未知である

・たくさん亡くなってる

・すごく身近

・虐待が増えるのでは?


一方で、

励まされる、役に立ちたい、

という気持ちも出ました!


 

②なにが起こったどう感じた

 

昨年12月から4月までに起こったことを、

ニュースとともに振り返ります。


参加者は当時の自分の状況や、

気持ちを思い出します。

 

今回は時間の関係で、

かなり簡単な内容にしましたが。

 

「どこでジブンゴトになった?」

「その時の気持ちは?」

を聞いてもよかったなー。

 

あと、①②は逆でもよかった。

 

 

③さまざまな意見を読んで考える

 

コロナについて、

環境、開発、人権、ジェンダーetc

の視点からの意見に触れる。

 

教科書通りだと、ここ黙読なんですが…

一人ずつ順番に読むことにしました。

 

読みながら、聞きながら、

になるところに線を引く。

 

3人組でグループワークをし、

どの項目が気になったか、

感想を話してもらいました。

 

なんと!

その最中に私のパソコンフリーズ。

いったんzoomを切ったら、

まさかのブレイクアウト中だったことが幸いし、

何事もなかったかのように戻ってこられました。

セーフ。(早くパソコン新調しないとっ)

 

 

全体共有では、

 

D、政府の権限強化についての意見が分かれた。もっと政府にリードしてほしいと自分は思ったが、その危険性について知ることができた。

 

C、環境へのいい影響への意見の相違があった。コロナの広まりによって環境に良い影響が出ているという意見が。自分はそれどころではないと思ったが、大切な視点だということが分かった。

 

という感想をシェアしてくれました。

 

 

④これからの世の中

暮らし方、教育・学校、医療・福祉、

仕事・雇用、情報・メディア、

移動・交通、政治、経済・産業、

自然・環境

のトピックの中で、

 

自分が変えたいと思うこと

変えたくない、大事にしたいこと

 

を考え、一人ずつ発表しました。

 

*発表の際には、

ワークショップへ参加した感想も一緒に。

本当は分けたかったなー。

 

あと、

この一連の内容をやるには、

2時間あった方がいいと感じました。

 

[ワークショップ参加の感想]


Oさん:

リモートワークを進めたいと思った。

仕事の内容ではなく質を大切に

でもリモートできない仕事の改革も必要。

直接する仕事の重要性をきちんと担保する

 

Iさん:

健康が大切。

コロナの後ジョギングする人が増えた。

 

Aさん:

政策決定の重要性。

ゃんと私たちが政策決定者を選んでいく。

選挙と投票が大事。

今日のワークショップ、

さまざまな地域から参加者がいて、

影響には地域差があると感じた。

 

Kさん:

メディアを変えていきたい。

対立を必要以上にあおっている。

裏の取れていない、

ふわっとした情報を流す。

「本当にそこが重要なの?」

ということを流している感じがする

 

ワークショップの良さ、

リモートワークショップ、広まってほしい。

 

Sさん:

続けたいのは仕事。リモートワーク。

パラレルワークを続けていきたい。

もしもの時に助けになる。仕事を選べる。

 

③のワークの中で、

コロナの影響で偏見差別が広がる、

という話があった。

ママの集まりの中では、

かかったら阻害される!

という恐怖や不安が出ています

 

さん:

メディアを変えたい。

報道の仕方に問題があると思う


zoom機能の使い方、

onlineワークショップの進め方、

タイムマネジメントなど、

課題は多いですが、

たくさんの意見やアドバイス、

ありがとうございます✨


手応えを感じています。

これからも、広めていきます。


ご参加いただいたみなさま、

ありがとうございました✨ 

 

 

以下、参加者感想です。

 

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参加を決めた理由


・コロナ対応について感じることを他の方と語りたかった。

・コロナのテーマのワークショップ内容に興味があったから。

・ちえぞーさんのセミナーを受けてみたい、コロナと人間社会と環境というようなテーマで何か面白いことがわかりそうだったから。

・新型コロナの感染拡大による一連の情勢の中で、タイムリーな感情を口に出すことで今の自分の考察を整理したいと思ったため。東日本大震災の時に、そういうことをしておくべきだったと後悔しているので今回はしっかり自分の感情を認識する機会を活用しようと思いました。

・コロナの影響などについて様々な意見を聞きたい。
 
印象に残ったこと

・同じ事象でも人によってとらえ方が違うこと。ヨーロッパでは民主主義の危機について心配しているけど、日本とは関係ないと思うのコメントにハッとした。

・コロナについて、様々な立場によって考えている視点が違ったり、似ていたりすること。自分には思った以上に考えていることが蓄積しており、それを誰かと話したいと思っていたことに気づいた。一方で、他の人の意見を聞くことが以前と比べてあまりできなくなっているような気がした。

・最後のワークで、変わってほしいところと変わらないでほしいところというものを考えて、今あることがすべて変わってほしいわけではないということを再認識できてよかったです。

・社会的立場によって感じ方、事態の捉え方が異なるが、どんな立場でもやはり不安という共通の気持ちを持っていたこと。

・人それぞれの視点がかなり違うこと。コロナを軸に、感染症だけではなく経済や環境、社会の問題まで話題になった。
 
もっと知りたいこと

・政府の対応策に対する皆さんの評価・受け止め

・国際社会における国と国との連携や協力(私はそれが必要だというのが前提です。)

・最後のワークで医療や衣食住について、ほかの方の話を聞きたかった。

・一連の流れでの、個人年表のような、時系列をまとめるワークがあると参加する側としては自分の気持ちが整理しやすく、また他の参加者がどこにいたのかという地域差などもわかったらなと。今後は事態がまだ長期化するようなので、感情の変化もきっと出てくるのではないかと思います。立場や地域が違うこと、普通だったら交わらない人達の経験を聞いて知ることで、この状況下でもっと色々な人に想像力を持って接するきっかけになるかなと思いました。個人的には、どの段階でこのコロナの緊急事態が自分ごととして認識されたのか興味があります。時間が許せば、ワークシート2や3を使ってでできるかなと思いました。

・私たちにできることはもっと考えて共有してみたい。
 
改善点

・皆さんのコメントをチャットなどで可視化できればよいのではないでしょうか。

・開始から30分遅刻してしまったが、まだ自己紹介の途中だった。進行がだいぶ後ろ倒しになっているようだった。

・画面上のホワイトボードで共有してくれたら嬉しかったです。我慢越しだとファシリテータをグループ分けした時に話し易いような感じがしました。

・今回は参加者の方々がワークショップなれしていたので成立したのかなと感じました。清水さんもおっしゃっていたように、普段だったらグループワークにもファシリが入ることによって議論が深まる部分があると思うので、そこは今回は物足りなさを感じました。仕方のないことではありますが、グループ内の意見を視覚的にシェアできる方法が有れば少しは改善される気もしますが、zoomにグループワーク時の書き出し機能みたいなものがあったらいいなと思いました。

・実際に一つの場に集まってワークショップをすることのメリット、オンラインのメリットがそれぞれあると思いました。清水さんが後ろでまとめていたものが見えるといいなと思いました。

 

セミナーを紹介したい人


・開発教育とは今まで接点がない友人


・ワークショップを行っている知人

・例えば介護職員として休めない母、ワーホリ仲間の子たちなど、日本にいる留学生など、みんなの困りごとを共有したい。足引っ張りあってる場合じゃないことや、何気ないSNS投稿が人を傷つけうる事、選択肢がない状況の人もいることがわかるように、もっと多様な職種の人を集めたい!

 

満足度:理由


大変満足:色々な視点で考えることができた。自分のことも客観的に見ることができた。


大変満足:初めての試みだったことを考えると、とても満足です。久しぶりに他の人とお話ができたことがとても嬉しかったので、こういう機会を設定してくださったことに感謝しております。ありがとうございました!


大変満足:日ごろ接することない様々な参加者の方々のコロナへの思いや受け止めを聞くことができ、自分のとらえ方が一面的だったと気づかされた


どちらかというと満足:話し合う、話を聞く時間をもう少し欲しかったです。グローバルな視点からみた意見を聞くことができたのは、とてもよかったです。


どちらでもない:もう少し個別でのグループワークの時間が欲しかった。


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清水千絵のプロフィール

 

1982.8.3 生まれ  しし座 A型

神奈川県藤沢市出身、3人姉妹の3女
可愛がられるが、わりと「みそっかす」。
「社会とは、大人とは、いかに理不尽か」を悟る。
 
「世の中のことを分かりやすく伝えられる人になりたい」と、大学では、国際政治学を学び、教員免許(英語)を取得。

 

卒業後、3つの国際NGOで勤務。ファシリテーションやワークショップに出会う。「イライラをわくわくに変えるワークショップ」開始

 

2008.6.24 念願だった青年海外協力隊に参加、ルワンダへ!

『常春の国』ルワンダは、自然も人も美しかった。
「私って、なんてちっぽけなんだろう」と気づかされる2年間。

 

帰国後は、中学校の教員を勤める。
子どもたちは、わんぱくでかわいい。
しかし、
業務に追われ、子どもと接する時間がなく、
現状を変えるために研修に行く時間もない先生たちの姿。

「先生にもっと広い世界を見てほしい」と考え始める。

 

被災地支援活動、ブラック廃棄物マネジメント会社に勤務

 

2013.7. 某国際協力機関に入社。

「学校と世界をつなげる仕事」に2年半従事。

 

2016.1 第一子誕生 に伴い退職

 

2017.3 同国際協力機関に、再度入社。

自治体やNGOによる国際協力に携わる。
草の根の立場で、国際協力に関わる人々の熱い想い。
現地の生活の変化、とてもやりがいのある仕事を経験。

 

2018.7 第二子誕生(今度は産休・育休取得)
(育休復帰時、夫婦フルタイム&親に頼れない生活の大変さを経験。)

復帰後は再び「学校と世界をつなげる仕事」に従事する。

 

合わせて、
550人の子どもたちに、国際理解教育ワークショップを実施、
東北6県、60人の先生の「世界とつながる授業づくり」をサポート、
150人の高校生に「国際協力実体験」を実施。国際協力を『アツく』議論する機会提供。


2020.3 任期満了のため退職

 

2020年4月からは、
ワークショップ×国際協力×教育 をテーマに、

起業準備予定

 

#清水千絵 #ワークショップデザイナー